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浦和レッズがリーグ王者の川崎を破り、スーパー杯を制覇

椛沢佑一浦和フットボール通信編集長(さいたま市)

Jリーグ開幕を翌週に控えた2022シーズン。シーズン開幕前に行われるFUJIFILM SUPERCUPは昨季のリーグ王者、川崎フロンターレと、天皇杯王者の浦和レッズの一戦となった。

2022シーズンの初陣をなった浦和レッズは、13人の新加入の中で岩尾憲選手がボランチに、左サイドには馬渡和彰選手がスタメンに名を連ねた。

試合は早々の7分に試合が動く。DF酒井宏樹が右サイドを駆け上がり、クロスを入れると、中央でFW江坂任があわせて、先制点を決めた。

酒井選手は「コースはあの強さでしか出せなかったので、合わせるのが難しかったと思いますけど、うまくアタルが合わせてくれたと思います」と、先制点のアシストを振り返った。

川崎フロンターレもリーグを制したパスワークと、今季新加入のタイ代表FWチャナティップが変化をつけて、レッズディフェンスの攻略を図るが、堅守の浦和レッズが決定機を作らせず、前半は1-0で浦和レッズが1点リードで折り返した。

後半も川崎が主導権を握るも、レッズの堅守をこじ開けることが出来ず。すると、後半36分にカウンターから、FW明本考浩がゴール前で起点となると、明本が落としたボールをFW江坂任が受けると、ディフェンダーをかわして左足を振り抜いて追加点。2-0とした。

この試合、2得点の江坂選手は「明本があそこでしっかり収めて時間作ってくれたので、いいサポートをして、ちょっとシュートフェイントを入れて、相手の体勢を崩せたので、そこからはイメージ通りでニアに撃てました」と、追加点を振り返った。

試合はこのまま終了して、浦和レッズが2-0で勝利。FUJIFILM SUPERCUPを制して、今季初のタイトルを獲得した。

浦和レッズのリカルド・ロドリゲス監督は「試合の流れとしては1点目が割と早く入って、それからしばらく時間が経った後に2点目という流れでしたが、欲を言うならば我々はもう少しやはりボールを持って主導権を握って、そして相手の敵陣で、敵陣のゴール近くでプレーする時間を長くしたいと思っていますけれども、今回は非常に選手が頑張ってくれたので、こういう結果に繋がったと思っています」と試合を振り返った。

Jリーグが2月18日(金)から開幕。3年計画の3年目で、リーグ制覇を目指す、浦和レッズは2月19日(土)にアウェイ京都で、京都サンガとのリーグ開幕戦を迎える。

浦和フットボール通信編集長(さいたま市)

サッカーの街と人を応援するFANZINE「浦和フットボール通信」編集長。フリーマガジンを年5回発行。ウェブサイト「浦和フットボール通信」「浦レポ」「埼玉サッカー通信」で、浦和レッズの情報から、埼玉のサッカー情報、サッカーの街の情報を発信しています。また「浦和フットボール映画祭」など、サッカーイベントなどもプロデュースしています。

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