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【目黒区】学芸大学のいちご大福と茶菓のお店「あか」で、4種類のいちご大福食べ比べ

Chikuwa地域ニュースサイト号外NETライター(東京都目黒区)

学芸大学の駅から少し離れ、祐天寺との中間ぐらいに中央中通り商店街があります。ここには地元からスイーツの「バミューダトライアングル」といわれている場所があって、この場所に入ると買わずには出られないという噂も!

私もここを訪れると毎回最低は2軒で、最大で3軒とも購入して帰ってしまいます。今回はトライアングルの一角を担う、ダンラポッシュで4周年記念缶を購入。

カヌレ専門店「ダンラポッシュ」
カヌレ専門店「ダンラポッシュ」

その足でいちご大福と茶菓のお店「あか」を訪問してきました。

いちご大福と茶菓の店「あか」
いちご大福と茶菓の店「あか」

残念ながらもう一角を担う「タケノとおはぎ」は開店前だったので今回は購入せずです。

タケノとおはぎ
タケノとおはぎ

「あか」は、2021年2月にオープン。無添加・国産素材にこだわったいちご大福が大変話題になりました。

素材のいちごは冬~春だけではなく、夏も秋も1年中全国からさまざまな品種を直接お取り寄せ。それぞれ旬のおいしさを大福にして提供しています。

6月にはアップルマンゴー、10月は黒いちじくを使った限定大福も登場!

「かたぎ古香園」の無農薬茶葉も販売
「かたぎ古香園」の無農薬茶葉も販売

滋賀県信楽の朝宮にある「かたぎ古香園」の無農薬茶葉や、大福を作る過程で余ってしまった卵黄を使用した「ほうじ茶ぷりん」もラインナップするなど、お茶菓子のお店として地元に定着しています。

いずれのスイーツも、毎日つくりたての味を届けるため、店内でひとつひとつ手作り。いちご大福は1日200個限定となっているため、あっという間に売り切れてしまうので油断できません。

オープン時に並んで購入した「あか」のいちご大福
オープン時に並んで購入した「あか」のいちご大福

ちょうどお店がオープンしてすぐの時、「あか」のいちご大福を買いに行ったことがあります。お店を取り巻くように行列ができており、12時15分過ぎ頃にお店の方から「売り切れてしまうかも」とアナウンスがありました。

ドキドキしながら並びましたが、ギリギリ「女峰いちごの大福」が買えたことを覚えています。約1時間並びました。

今回は旬のいちごを4種類使った「あか」の大福を購入し、食べ比べてみました

1月下旬にお邪魔した日は、静岡産シックスベリーファーマーズの「きらぴ香」「桃薫(とうくん)」、神奈川県産「嘉山苺(かやまいちご)」、香川県産苺ファーム森本「女峰(にょほう)」の4種類がラインナップ。

今回はお店オープンと同時に来店したので、4種類すべて在庫があるそう。せっかくなので全種類購入して食べ比べすることにしました。

「あか」の「いちご大福」はいちごが主役

「あか」のいちご大福は、滋賀県産「羽二重餅粉」を使った求肥、北海道産の高級蔡茶「大福豆」を使用。求肥は練りたてでふわふわな食感です。

テイクアウト用の容器はエコにこだわり、サトウキビの搾りかす「バガス」を使用した箱。いちごの種類ごとに大福を入れるカップを変え、わかりやすい説明書きを付けてくれていました。

賞味期限は当日までなので、家に帰ってさっそくおやつにいただきました。同居人と仲良く半分こ。

まずは写真左手前の黒いカップに入っている静岡産桃薫(とうくん)のいちご大福をいただきました。

いちごの品種ごとに個性が際立つおいしさ

桃薫を使ったいちご大福
桃薫を使ったいちご大福

通常のいちごよりも赤い部分が少なく、うすいピンク色の果肉をしています。

桃やココナッツ、カラメルのような香りと甘みが楽しめ、果汁たっぷり濃厚。低農薬で作られた希少性の高い品種だそうです。

確かにいちごらしい弾けるような香りというよりも、桃のようなやわらかな香り。やさしい味わいで酸味は控えめな印象を受けました。

嘉山苺を使ったいちご大福
嘉山苺を使ったいちご大福

続いて茶色のカップは、神奈川県産の嘉山苺(かやまいちご)を使ったいちご大福です。

赤い色が内側までしっかり入り込んだいちごらしい色合い。低農薬、有機肥料で作られた独自製法で甘さ、コク、香りが素晴らしい品種だそうです。

さわやかな甘みとコクが白あんとマッチしておいしいです。

きらぴ香を使ったいちご大福
きらぴ香を使ったいちご大福

3つ目はアルミカップに入った静岡産きらぴ香を使ったいちご大福。

へたに近い部分は白っぽく、先端にかけて赤みが入っているいちごです。きらぴ香は静岡生まれの品種で、果肉はかためで香りがよく、しっかりとした果皮が特徴。

きらぴ香という名前は、きらきらとした宝石のような輝きで、甘くフルーティな品のよい甘味と香りを持つことに由来して付けられた名前だとか。

こちらはいちごらしい酸味が少し感じられて爽やかな味わいでした。

女峰を使ったいちご大福
女峰を使ったいちご大福

最後は白いカップに入っていた香川県産女峰(にょほう)を使用したいちご大福。初めて「あか」のいちご大福を食べたときも女峰でした。

女峰は果肉が濃い赤色で香り高くジューシー。甘みと酸味がしっかりと感じられ、バランスのよいフルーティさでした。

甘いお菓子は苦手という方でも、「あか」の大福のようにいちごが主役ならおいしくいただけますね。

冬から春はこの他にも「愛知県産よつぼし」や「滋賀県産天使のいちご」がラインナップされるようです。

オープン時のような大行列はだいぶ解消されているようですが、確実に手に入れたい場合は予約がおすすめ。スーパーなどにあまり出回らない珍しい品種のいちごも楽しめますのでぜひ!

【店舗概要】
いちご大福と茶菓のお店「あか」
営業時間:予約受け取りは11時~12時、店舗販売12時~売切終了、月曜定休
住所:東京都目黒区中央町1−1−3
問合せ先:03-5724-3182

地域ニュースサイト号外NETライター(東京都目黒区)

コピーライターからWebライターへ転身。アロマセラピスト・整体師としても時々活動しています。趣味はカンフー(八卦掌・長拳)と古代史(関裕二先生のファン)。目黒区の魅力やおもしろいところを発信していきます。取り上げて欲しい目黒の穴場や情報もぜひお寄せください!

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