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キム・ヘソンがヤン・ヒョンジョンから満塁弾 4安打5打点でチームの連敗4で止める<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
6号満塁弾を放ったキム・ヘソン(写真:キウムヒーローズ)

韓国はこの日、光復節で祝日。KBOリーグは全5試合が17時開始で行われた。

KIAタイガース-キウムヒーローズ(クァンジュ)は0-0の4回表、キウムがKIAの先発ヤン・ヒョンジョンから押し出しで1点を先制。2死満塁で続く2番のキム・ヘソンがライトへ6号満塁ホームランを放ち、5-0と大きくリードを奪った。

試合はKIAが追い上げるもキウムも追加点を挙げ、9-6でキウムが勝利。最下位10位のキウムは連敗を4で止めた。満塁弾のキム・ヘソンは5打数4安打5打点。三塁打が出ればサイクルヒットだった。

キム・ヘソンはリーグトップの139安打、打率3割2分6厘(4位)を記録。キウムはイ・ジョンフが左足首手術で戦列を離れるなどチームが低迷する中、キム・ヘソンが孤軍奮闘している。

◇8月15日(火・祝)の結果

・トゥサン 0 - 1 KT(チャムシル)

 勝:クエバス

 敗:パク チグク

・サムスン 6 - 5 LG(テグ)

 勝:ウォン テイン

 敗:プルトコ

・KIA 6 - 9 キウム(クァンジュ)

 勝:フラード

 敗:ヤン ヒョンジョン

・ロッテ 10 - 6 SSG(プサン)

 勝:パク セウン

 敗:エリアス

・NC 3 - 3 ハンファ(チャンウォン)

 勝:

 敗:

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「アルカンタラとクエバスが投手戦」

トゥサンベアーズ-KTウィズ(チャムシル)はトゥサンがラウル・アルカンタラ、KTはウイリアム・クエバスが先発。2019年にKTでチームメイトだった両投手が好投した。どちらも7回を投げて無失点ピッチング。0-0で8回に突入し、8回表にKTが1番キム・ミンヒョクのタイムリー三塁打で両チーム初の得点を入れた。試合はそのままKTが1-0で勝利。被安打2、三振7つを奪ったクエバスが6勝目(0敗)を挙げている。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、ロッテジャイアンツ)>

SSGランダーズ戦の7回表、イ・ジョンフンに代わってレフトの守備に入った。7回裏の1打席目はレフトフライ、2打席目はバントヒットを狙った当たりが投手のエラーとなって出塁。後続の出塁で進塁し、ホームに生還した。2打数無安打1得点。

⇒ 出た!安田権守(ロッテ)がプロ425打席目で初アーチ。さらに2号弾も

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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