【東京アートビエンナーレ2023】おしぼり×アート!日本の“おもてなし文化”を世界へ発信!(国立市)
現在開催中の、東京ビエンナーレ2023は、東京の街を舞台に、2年に1度開催する国際芸術祭です。2回目となる今年のテーマは「リンケージ つながりをつくる」。今回の会場は東京都心北東エリアですが、まさに国立ともリンケージ!つながりました。
おしぼり×アート!の融合
日本の「おもてなし文化」であるおしぼりを「OSHIBORI」として、国立から世界へ発信したい!と、FSX株式会社(本社 国立市)が、世界初の「おしぼり」と「アート」を融合させる「おしぼりリンケージ」で参画しています。
FSX株式会社は「おしぼりは物のサービスではなく心のサービス」を理念として、1967年に貸しおしぼり業の「藤波タオルサービス」として創業。東京都国立市を本拠地とし、創立50年を機に、社名を「FSX株式会社」と一新。地元のイベントへの協賛や福祉活動にも力を入れていて、地元ではおなじみの企業です。
FSXの文字が入ったおしぼりを、飲食店で利用したことのある人も多いかもしれません。アロマの香りのおしぼりもあり、人気です。
たまたま都心のレストランなどでFSXのおしぼりに遭遇すると、「国立のおしぼりだ!」と、なんだか嬉しくなってしまいます。今後は、海外で「OSHIBORI」に遭遇して、同じ気持ちになることもあるかもしれませんね。
「おしぼりリンケージ」とは
「おしぼりリンケージ」では、おしぼりを白いキャンバスと見立て、推薦アーティスト10組、公募選出アーティスト15組の合計25組の作品を刺繍し、作品化されます。提携先である都内飲食店など約20軒で、これらの「OSHIBORI」を提供するほか、無印良品 銀座店、エトワール海渡といった特設会場で展示も行われます。
「おしぼりリンケージ」作品の制作の様子です。
アートおしぼりは、都内の飲食店20店舗で提供されます。期間中、参加店舗のすべてのおしぼりがアートおしぼりに変わるわけではありません。一期一会の出会いで、アートおしぼりが“おもてなし”します。
「おしぼり」は、「洗う、再利用する」を繰り返し、限りある資源を循環させることがきるのも大きな魅力です。
江戸時代から始まったとされる「おしぼり」。今では、夏は冷たく、冬には温かくが日本では当たり前のように思われています。そんな細やかな気配りの“おもてなしの心”を伝えることができる「おしぼり文化」を、東京ビエンナーレ2023を通じて、世界へ伝えてもらえると嬉しいですね!
東京アートビエンナーレ2023 おしぼりリンケージ
会期
アートおしぼりの体験(提供店舗):9月1日(金)〜11月5日(日)
アートおしぼりの展示:
会場1/無印良品 銀座店(東京都中央区銀座3-3-5) 9月29日(金)〜11月5日(日)
会場2/エトワール海渡(東京都千代田区東神田1-15-15) 9月23日(土)〜11月5日(日)
※エトワール海渡では、使用後・未使用の作品を並べて展示
お問い合わせ:FSX株式会社
TEL:(042)576-9131(広報担当:唐沢)
主催:一般社団法人東京ビエンナーレ