学生ボランティア団体にゃんこおたすけ隊による保護猫譲渡会が東近江市佐野町の佐野区公民館で開催予定です。

学生ボランティア団体にゃんこおたすけ隊は滋賀県内でTNR活動、負傷猫や多頭飼育崩壊猫の保護活動、譲渡会、里親募集、啓発活動などを行っている団体です。

※現在、保護猫の依頼受付はしていません。

• TNRとはTrap,Neuter,Returnを略した言葉。猫を捕獲（Trap）し、不妊・去勢手術（Neuter）を行い元の場所に戻す（Return）活動のこと。TNRを行った猫は耳の先をV字にカットされ、その耳の形から「さくらねこ」とも呼ばれます。（繰り返し捕獲されないように猫たちのために必要な印です。）

5月28日に開催される譲渡会では、子猫から成猫まで20頭ほどの保護猫たちが参加予定。

一部ではありますが、参加予定の猫ちゃんたちをご紹介します！

譲渡に参加する保護猫は、手術済み、ワクチン接種済み、マイクロチップ装着済、ウイルスチェック済です。

※譲渡には条件があり当日の譲渡はできないことをご了承ください。

マルシェも同時開催され、スイーツなどフードの販売や、雑貨の販売、チャリティーグッズショップの山猫堂からグッズ販売も予定されています。

飲食や雑貨ブースの売り上げの一部は、団体の活動費や保護猫の医療費となるため、おうちに猫を迎えるのは難しくても、チャリティーによって保護猫たちの支援ができます。

深刻な野良猫問題

毎年全国で保健所や動物愛護センターに引き取られる猫は数万頭以上。ここ10年で減少傾向であるとはいえ、まだまだすごい数です。また、猫は繁殖力の強い動物で、あっという間に数が増えてしまいます。(環境省HPより）助けられない命も多く深刻な問題となっています。

私が住む地域でも猫を見かけ、どうしたものかと思った経験があります。身近な存在の猫ですが、野良猫問題について深く考える機会は意外と少ないかもしれません。

今回の保護猫譲渡会＆マルシェを主催する学生ボランティア団体にゃんこおたすけ隊の方々は、できる限りの命を救うためにと力を尽くして活動されています。

猫をおうちに迎える際に、ペットショップ以外の選択肢があるということを、少しでも多くの方に知っていただけるといいなと思います。

1頭でも多くの猫が素敵な家族と出会えますように！

ご興味のある方はぜひ、5月28日、佐野区公民館に足を運んでみてくださいね。