志摩市阿児町鵜方駅横、鵜方ファミリープラザ2Fにある杉の子のご紹介です。

駅側からはエスカレーターで上がった奥に、ファミリープラザの駐車場側からは階段を登ってすぐの場所にあります。

看板には御食事と珈琲とありますが、この賑やかさは昭和の居酒屋っぽくて面白いですね。

涼しげな暖簾をくぐって入店です。

店内はテーブルが4つ、カウンターが2席の小ぢんまりした感じです。

パーテーションなどもあってあまり人目が気にならなかったです。

1人でも入店しやすい雰囲気ですよ。

お邪魔したのが14時30分くらいでしたが、滞在中もお客様が途切れることがなく、常連のお客様も多いようでした。

定食、丼物、カレー、様々なメニューがあります。何を注文するか迷いますね。

麺類も豊富なうえにドリンク、アルコールもあります。

鵜方駅周辺は食事をするところが少ないですが、ファミプラ2F奥にこんなお店があったとは！

ネーミングが気になって注文したのがこちら、アベック丼・850円です。

アベックってなかなかに懐かしい言葉ですよね。カップルでも相方でもなくアベック。ザ・昭和な雰囲気のお店にぴったりなネーミングです。

アベックの片割れの伊勢うどん、トッピングは王道の小口ネギと鰹節、それに一味を振っていただきます。

少し甘めのタレでもちもちした麺でした。

アベックのもう片方は卵丼です。こちらも一味をかけました。

蕩けそうな玉ねぎ、ふんわりまろやかな卵、ご飯におつゆが染みてめちゃくちゃ美味しいです。

卵丼と伊勢うどんを交互に食べると両方の味の良さが一段と増します。

麺類とご飯、どちらも食べたいって思ったらアベック丼はお薦めです。

そして、杉の子自家製きゅうりの香の物は今まで食べた中で一番です！

きゅうりの切り方がおうちの切り方なので、絶対に手作りだと思って聞いてみたんです。そしたらやっぱり採れたきゅうりを漬けたと仰っていました。いやぁ、売り出してほしいくらいの美味しさでした。

優しい女将さんに寡黙なご亭主が営む味に定評がある杉の子、鵜方駅周辺にいらしたら是非訪れてみてくださいね。