定番鶏料理、照り焼きと唐揚げ、あなたはどっち?鶏むね肉の柔らか照り焼き
こんにちは、料理ブロガーの筋肉料理人です。今日は鶏肉料理の定番、照り焼きチキンを鶏むね肉を使って柔らかジューシーに作ります。鶏肉料理は数えきれないほどありますが、定番と言えば照り焼きか唐揚げでしょう。何故ならどちらもコンビニ、弁当屋さん、ファミレス、居酒屋さんの定番料理で、とりあえず頼もうって料理だからです。
鶏の照り焼き、唐揚げは誰もが好き
鶏の照り焼き、唐揚げ、どちらも間違いのない料理ですが、家庭で作る場合、作りやすさも大事です。その点でいえば揚げ油を使う唐揚げは美味しいけど作りにくい料理になります。料理するのに大量のサラダ油がいるからです唐揚げ専門店があるのもそのせいじゃないでしょうか。
鶏の照り焼きは作りやすいし、ご飯に合う
そうすると作りやすいのは鶏の照り焼きって事になるでしょう。そして照り焼きの甘味の入ったしょう油味はご飯に合います。ご飯に合うという点では唐揚げを圧倒しています。
鶏もも肉と鶏むね肉
鶏の照り焼きはもも肉ならそのまま焼いて美味しいですが、鶏むね肉の場合はそのまま焼くと固くパサついて美味しくない・・・そんな事になる事が多いです。
鶏むね肉は鶏もも肉より安くて高タンパク
家庭で作るならお値段の安い鶏むね肉を使いたいです。ですが普通に焼いたらパサついて美味しくない・・・
大丈夫です!
鶏むね肉を今日のレシピで料理すれば、鶏むね肉と思えないほど柔らかジューシー、美味しくなり、食べ応えがあって、沢山食べても胃がもたれない料理になります。
鶏むね肉の柔らか照り焼き
まずは作り方動画をご覧ください。
材料2~3人分
鶏むね肉 1枚(300g)
ブロッコリー、ミニトマト、マヨネーズ 適宜
サラダ油 小さじ1
A
ぽん酢しょう油、日本酒 各大さじ1
鶏がらスープの素 小さじ1/2
おろしにんにく 小さじ1/4
黒こしょう 小さじ1/4
B
しょう油、みりん 各大さじ2
砂糖 大さじ1
鶏むね肉の蒸し汁※ 適宜
作り方
1)鶏むね肉はフォークで全体を刺して穴だらけにし、ポリ袋に入れたらAを加え、室温で15分漬けます。※ぽん酢しょう油と日本酒には肉を柔らかくする効果があります。肉は酸性のタレに漬けるとタンパク質の結合が弱くなって柔らかくなります。
2)漬け込んだ鶏むね肉を耐熱皿(電子レンジにかけられる皿)にのせてラップを掛け、電子レンジ600wで5分加熱します。2分30秒加熱したところで肉を返し、加熱ムラを防ぎます。※加熱時間の目安は、肉1gに対して電子レンジ600wで1秒。肉が300gなら300秒、5分で大丈夫です。
3)加熱が終わると耐熱皿に肉汁が出ています。この肉汁をBと混ぜます。※タレに肉汁の旨味を入れます。
4)フライパンにサラダ油を引き、強めの中火にかけ、2)の鶏むね肉の皮がついている方を下にして入れ、皮に焼き目をつけます。
焼き目がついたら、フライパンの脂をキッチンペーパーで拭き取り、3)のタレを加えます。強火でタレを鶏むね肉になじませます。
鶏むね肉を取り出し、お好みの厚みに切って皿に盛り付けます。
フライパンに残ったタレを煮詰めてとろみを付けます。
茹でたブロッコリー、ミニトマト、マヨネーズも添え、照り焼きタレをかけて出来上がりです。
鶏むね肉の柔らか照り焼きの完成です!
ぽん酢しょう油と日本酒に漬けて電子レンジ加熱、フライパンで皮に焼き目をつけた鶏むね肉は驚くほど柔らかで、焼き目の香ばしさもあり、照り焼きタレと絡んでご飯も行ければビールもいける味です。何ならパスタと合わせてもいいし、パンに挟んで照り焼きチキンサンドもおすすめ。
簡単に作れて見た目豪華!材料代が安いので沢山作っても財布に優しい。タンパク質豊富なので育ち盛りのお子さんや、筋トレする方のタンパク質補給にバッチリ!鶏むね肉の柔らか照り焼きをお試しください。