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【目黒区】砥部焼専門の「浜陶 東京自由が丘店」で、お気に入りの器を少しずつ

Chikuwa地域ニュースサイト号外NETライター(東京都目黒区)

自由通り沿いにある「浜陶 東京自由が丘店」
自由通り沿いにある「浜陶 東京自由が丘店」

自由が丘には砥部焼のお店「浜陶 東京自由が丘店」があり、都内随一の品揃えといわれています。

焼き物の器が大好きで、家のスペースと相談しながらコツコツとお気に入りの器を集めるのが趣味。砥部焼は特に丈夫で長持ちするので、重宝しています。

「浜陶」は松山市に本店がある、創業180年以上の老舗

浜陶」は愛媛県松山市に本店を構える老舗。実店舗は松山と東京自由が丘店の2店舗となります。東京自由が丘店は首都圏には数少ない砥部焼専門店。

ECサイトの発達で、比較的どの地方の焼き物でも入手しやすくなっていますが、日常で使う器は実際に手に取って、確かめたいもの。実店舗があるのは嬉しいですね。

「浜陶 東京自由が丘店」では、砥部で現存する中で最も古い1882年(明治15年)開窯の「梅山窯」の器を数多く取り揃えています。白磁の器に深い藍色と色絵で描かれた文様と、ぽってりと厚みのある形が特徴。

電子レンジや食洗器もOKで、働き者の丈夫な器です。「浜陶 東京自由が丘店」では、愛媛から直送される砥部焼が豊富にラインナップされています。

砥部焼はサステナブルの先駆け、大量生産せず、職人の手作り・手描きで仕上げる一品もの

20年以上前に購入した砥部焼のどんぶり
20年以上前に購入した砥部焼のどんぶり

上の写真の器は20年以上前に購入した砥部焼のどんぶりですが、まだまだ現役で活躍中。砥部焼は、伊予周辺で採掘された伊予砥(いよと)という砥石が特産品だったことから生まれたものです。

砥石を切り出した時にでる砥石屑を原料に磁器を作ることを考案。試行錯誤の末1777年(安永6年)に白磁器の焼成に成功しました。

そのままではゴミにしかならなかった砥石くずが日用を美しく実用的に彩る器「砥部焼」に生まれ変わるというまさに「アップサイクル」の先駆け。最近ではSDGsへの取り組みとして、元の形よりも価値あるものを生み出す「アップサイクル」が注目を集めています。

砥部焼はまさに現代のニーズにもマッチする器ということですね。

焼き物は工業的に大量生産ができるようになりましたが、砥部焼では古くからの伝統を守り、職人による手作り・手描きで作られています。同じようであっても一つひとつ表情や手触りが異なるのが味わいの一つ。

実際にお店で実物を見て、手に取って、じっくりとお気に入りの器を見比べながら探せるのは、都内では「浜陶 東京自由が丘店」ということになります。

「浜陶 東京自由が丘店」でまずはお醤油差しを購入、その後お皿2種類も手に入れました

砥部焼のお醤油差し
砥部焼のお醤油差し

1回目に来店した際は「お醤油差し」を購入。それまでは100均で買ったものを使っていたのですが、やっぱりプラスティック容器は味気ない・・・。

続いて2回目に訪問した際は、少し大きめの取り皿や盛り付けるお皿が欲しくて来店。

悩んだ末、上のお皿2枚を購入しました。

最近の砥部焼は若手作家による、モダンな印象の柄も増えているようです。

また、こまめにお店を訪問して、少しずつお気に入りの器を揃えていきたいと思います。皆さんもぜひ、掘り出し物を発掘しに訪れてみてはいかがでしょうか。

【店舗概要】
浜陶 東京自由が丘店
営業時間:11時~19時、水曜定休
住所:東京都目黒区自由が丘1-14-1-102
問合せ先:03-3724-3525

地域ニュースサイト号外NETライター(東京都目黒区)

コピーライターからWebライターへ転身。アロマセラピスト・整体師としても時々活動しています。趣味はカンフー(八卦掌・長拳)と古代史(関裕二先生のファン)。目黒区の魅力やおもしろいところを発信していきます。取り上げて欲しい目黒の穴場や情報もぜひお寄せください!

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