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皮がなくてもOK!包まないから失敗しない 夏の余りものそうめん活用の簡単シュウマイ

岸田夕子料理研究家/JSA認定サケ・エキスパート

この季節にいつも「さて!」と思うことの一つに、買いすぎたそうめんの活用方法があるかと思います。
もちろん、この時期になってもまだまだ冷たいそうめんをツルツル〜〜っと食べたいと感じるような陽気の日もありますが、そろそろ少し飽きてしまっているのも正直なところ???
わが家では夏でも温麺で食べることも多く、どちらにしても今年もまた、たくさんのそうめんを食べたな〜と感じるのがこの時期です。

今回は皮がなくてもおいしくできるシュウマイレシピを紹介させてください。
塩味のあるそうめんを周りにつけることで、肉だねの味つけが簡単になることと、シュウマイの包み方で失敗することがなくなるので、とても便利です。

包まないエビ入りシュウマイ【レシピ 12個分】

【材料】

  • 粗びき豚ひき肉(普通のひき肉でもOK)200g
  • えび(むき身)100g程度
  • 玉ねぎ(みじん切り)1/2個分
  • ◆卵白 1個分
  • ◆塩 ふたつまみ(ひとつまみは3本指でつまんだ量)
  • ◆黒こしょう 適量
  • ◆かたくり粉 小さじ1
  • ◆しょうが(すりおろし)小さじ2
  • そうめん(細かく折る)約80g
  • 酢、しょうゆ、からしなど適宜

【作り方】

(1)えびは背ワタをとってボウルに入れ、かたくり粉少々(分量外)を加えて指で軽くもみ、水洗いして水けをしっかり拭きとって粗いみじん切りにします。

(2)ボウルにひき肉、玉ねぎ、(1)のえびを入れます。

(3)(2)に、材料の◆マークがついたものを加え、手でしっかりとこね混ぜます。

(4)(3)の肉だねを12等分に丸め、細かく折りバットに入れたそうめんの上を転がしてそうめんをつけます。軽く握って形を整え、そうめんを密着させます。

(5)湯気の上がった蒸し器、またはせいろに並べて置き、ふたをして10分蒸します。私は2段の竹せいろを使用し、1段に6個ずつ入れて蒸しています。

夏の名残のそうめん活用、簡単料理!
丸めるたねはお好みで変えてみてくださいね。
エビの代わりにたけのこの水煮を入れたり、ニンニクを効かせるのもお勧めです。

レシピ・文 料理研究家 岸田夕子

料理研究家/JSA認定サケ・エキスパート

2010年春にアメリカシカゴより帰国後まもなく料理研究家として始動しました。16年間暮らしていたシカゴでの経験を反映した料理が得意です。出版料理レシピ本9冊を始め、雑誌やWEBマガジン、食品や調理器具メーカーのレシピ考案、テレビ出演、料理イベント登壇などが主な実績です。また「大葉にんにく醤油」「はちみつ味噌」「ジャーサラダ」「スキレット」などのトレンドを仕掛けてきました。今後も、寄る年波に負けず新しい食のトレンドを探したいと思っています。

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