「暑いなぁ～。外出たくないなぁ～」
と思っていたら、涼し気で美味しそう「かき氷」の画像を、友達がInstagramにあげているのを発見。
「かき氷のためなら、いざ炎天下へ！」
さっそく、神戸市西区にあるそのお店に行ってきました。

時代劇に出て来そうなお店の佇まい

こちらが友達がかき氷を食べていた「ほうらく堂 神出店」です。

なんと創業したのが大正12年という老舗の和菓子店。

当時、傷痍軍人救済のため、販売した純益をあてていたという「ほうらく饅頭」は、今でも多くのファンに愛され、お店の看板商品となっているそうです。

和の雰囲気が漂う、広くてゆったりした店内

こちらが店内の様子。広々としています。

こんな趣のある席も。

離れ？ 店内にあるから “ 離れ風 ” でしょうか。

窓際の小上がりも気持ちがいいです。

メニューを確認

席について、さっそくメニューを確認します。
ぜんざいなども美味しそうですが、暑い日なのでかき氷を頼もうと思います。

「普通サイズ」と2倍量の「元祖サイズ」があるんですね。

「元祖サイズ」の総重量は1kg！
お値段は「普通サイズ」の2倍ですが、シェアなどせず1人で食べる場合は、100円追加でOKというお得なサービスも。

かき氷と決めているはずなのに、「お団子セット」も気になります。

お団子6本と豆餅を、七輪で焼きながら食べられるという2人前のセットです。
みたらしダレ・あんこ・きな粉などが別皿に添えられていて、好きな味付けで食べられるなんて魅力的ですよねぇ。

「かき氷を食べたら、これはお腹に入らないよねぇ…」
チラチラっと友達に視線を送ります。
首を縦に振らない冷静な友達。仕方なく、お団子は次回まで我慢することに。

さっそくいただきました！

こちらは友達の注文した「ミルク金時」(普通サイズ)です。

練乳がたっぷりかかって美味しそうですね。
食べやすいようにという心遣いで、たっぷりのあんこは別皿になっているのも嬉しいです。

こちらが私の注文した「宇治金時」とトッピングの「白玉」です。

「抹茶の粉末がたっぷりまぶしてある！」
トッピングや抹茶シロップをかける前に、この状態で食べてみます。

氷がフワフワです。抹茶の香りと苦味がしっかり味わえて、このままでもすっごく美味しいです。

次に、できるだけ美しくトッピングをしてみることに。

みぞれ蜜をベースに抹茶の粉末を加えて作ったという抹茶シロップは、その色からして美味しそう。

楽しいトッピング作業の結果、こんな感じになりました。

あんこも白玉も一度にはのせきれない量です。
白玉は5ヶも入っていたので、2ヶはお友達にお裾分けしました。

さっそくひと口。
抹茶粉末と抹茶シロップ・美味しく炊き上げられたあんこが、フワフワでヒンヤリの氷と相性抜群です。時々食べる白玉もとっても柔らか。
半分くらい食べ進んだら、抹茶シロップやあんこを追加しながら、最後まで楽しく美味しくいただきました。

夏は始まったばかり。
暑い夏を楽しむためにも、ぜひ食べに行ってみてはいかがでしょうか。