【厚木市】まるでアルプス!手作りのアルプホルンの音色が七沢の山あいに響き渡る♪
こんにちは、そのです。
9月の清々しい秋晴れの土曜日、結成33年の『玉川アルプホルンクラブ』の定期演奏会に行ってきました。
場所は、上古沢の『県立七沢森林公園/森のアトリエ・さくらの園』。
この日は天気も良く、青空の下、一面の緑の絨毯が本当にアルプスの風景のようでした。
手作りのアルプホルン
そして、その緑の絨毯に整然と並んだ長〜いアルプホルン。
近くで見ると一本一本に作り手のオリジナルのデザインが描かれています。これも手作りの醍醐味なのでしょうね!
アルプホルン作りで使われる木は、斜面に生える根元が曲がった「根曲がりの木」と呼ばれる建築用材には向かない間伐材。そういう木を無駄のないよう活用している。
今の言い方だとエコやSDGsなどというのでしょうが、もともとスイスの普通の人々が暮らしの中で創り出した楽器なので、意識せずとも環境に配慮したものだったのですね!
いよいよ演奏♪
いや〜すごいです!やっぱりこれだけのアルプホルンの音の重なりには重厚感があります!なのにどこか軽やかさもあるという不思議な音色。
自然と一体になれるようなアルプホルンの音色は、こういう雄大な景色にベストマッチ!さすがスイスの楽器です。
あ〜癒される〜
ヨーデルやその他の楽器
山登りのヨーデルはとっても軽やかで楽しげなメロディ♪
歳はナイショですが、バッチリ『アルプスの少女ハイジ』世代の筆者にとって最初のスイス音楽は、あのヨーデルでした。「口笛はなぜ〜♪」
今でもヨーデルを聞くと条件反射的に思い出す。
のこぎりを使った「エーデルワイス」はなんとも不思議な音色。素敵でした!
こちらはビュッヘルという楽器。軽やかな「山の音楽家」の演奏でした。アルプホルンに比べるとアップテンポの曲の演奏に適した楽器とのことです。
アルプス各地の民俗音楽を奏でるのにぴったりなスイスアコーディオンの演奏も。
スイスの音楽って、素朴で軽やかなメロディばかりで、聴いていると気分も楽しくなってきますね♪
そういえば暗いスイス音楽って聴いたことない気がします。
観客には、その名もスプーンというこの楽器が配られ、手拍子がわりに皆で打ち鳴らして一体感を楽しみました。
スイスの人々は、慎ましい暮らしの中でスプーンや牛のカウベル、のこぎりなどの生活用品を楽器にして音楽を楽しみ、生活に彩りを添えていたのですね。
最後はシメのアルプホルン演奏で、30分ほどの演奏会は終了。
『玉川アルプホルンクラブ』のファンという男の子からお手紙の贈り物です。
長〜いアルプホルンですが、楽々と持ち上げられるほど軽いんですね!
アルプホルンは3分割でき、小柄な女性でも持ち運べるようです。
爽やかな秋空の下、陽気で素朴なスイス音楽を楽しんで心身ともにリフレッシュできました♪
玉川アルプホルンクラブ定期演奏会は、月一回ペースで年内は11月まで開催予定とのことです。
10月の演奏会は、今週末の10月8日 土曜日。
是非出かけてみてください。
玉川アルプホルンクラブ定期演奏会
開催日:10/8(土)11時 ※ 雨天中止
場所:県立七沢森林公園「森のアトリエ・さくらの園」
駐車場:有り 無料(北口駐車場)
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