オリックスバファローズがパ・リーグ3連覇を達成しました。そこで優勝翌日のオリックスバファローズの元本拠地でもあった神戸でのオリックスの優勝の盛り上がりの様子はどんなものかと見てきました。

「オリックス優勝」の文字は見かけない神戸の街

三宮の駅前には神戸阪急百貨店があります。阪急といえばオリックスバファローズの前身の親会社ですが、現在は阪急阪神ホールディングスの中にある企業のひとつ。先にセ・リーグ優勝を果たした阪神タイガースの優勝の垂れ幕はかかっていてもオリックスバファローズに関するものはありませんでした。「大人の事情」と言えばそれまでですが、ここに「オリックスバファローズ・優勝」の垂れ幕も掲げていればと思うひとは少なくないのではないでしょうか。

阪神電車の阪神なんば線には近鉄車両も乗り入れます。近鉄と言えば、大阪近鉄バファローズとオリックスが合併していまのチームができた間柄。そこで阪神なんば線に入ってきた近鉄車両に乗ってみましたが、この車両にも優勝に関するポスターなどは見つけることができませんでした。オリックスバファローズに関するポスターは「近鉄沿線観戦デー」もののみ見つけました。

B-WAVEだけは熱く盛り上がっていた

しかし、球団直営のバッファローズグッズ店のB-WAVEだけは盛り上がっていました。開店時間には各テレビ局のカメラが並び、各局取材合戦の様相を繰り広げていました。お店のウィンドウにも「CHAMPIOMS」の文字が飾れられ、ようやくここで優勝に関して目にすることができました。

店頭にはオリックス優勝が一面になった各スポーツ紙が売られていました。ただ、優勝グッズの販売はまだこれかららしく、店内は既存のグッズを販売中です。

B-WAVEのウィンドウには歴代の優勝年度とフラッグが描かれています。優勝翌日にはまだ2023年のパ・リーグ優勝のフラッグは描かれていませんでしたが、じき付け加えられるでしょう。特に際立った優勝セールなどは見当たらない神戸の街でしたが、神戸のオリックスファンはクライマックスシリーズに向けてこれから熱く盛り上がりそうです。