資金と善意がぐるぐる周る子ども食堂×おとなスナック【川崎市中原区】
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さて、本日は、地域経済をぐるぐる回す! とても素敵な子ども食堂の取り組みをご紹介します。
地域食堂ぐるぐる
「こども食堂×おとなスナック〜ぐるぐる〜」と名前のつけられたこちらの食堂は、武蔵新城のアートビル「CHILL」で始まりました。
ぐるぐるは、こどもとおとなと、地域が豊かにぐるぐる回るようなプロジェクトで、「おとなスナック」で得た収益を「こども食堂」の運営費にまわすのだそう。
向河原のこども食堂「じぃーじぃーず」でも、私の飲み代が子どものご飯になることに感動したものですが…、ぐるぐるもそのようなコンセプトなのですね。
ご飯を食べるのは、18時30分ということでしたが、その前に子どもたちは三々五々集まってきて、めいめいに遊んで過ごしていました。
以前に私の記事でご紹介した俳優の植松愛さんも、ぐるぐるの企画者のひとり。
本気の腕相撲が行われていました!(笑)
プロフェッショナルなプレート
キッチンではその間も着々と食事の準備が進んでいます。
めちゃくちゃ美味しそう。
それもそのはず、キッチンをメインで担当するのは、マイタイの女将さんである古賀明日香さんなんです。プロの味を楽しめる子ども食堂! 素敵ですよね。
待ちきれない子どもたちがカウンターの前に集まり…。
小さい子から順番に、食事を受け取ります。
いただきますはみんなで
ぐるぐる食堂では、いただきますは、みんなで行います。
プレートの説明と、お金がスナックから回ってますよ〜という説明もこの時に。
おとうさん、お母さんがお酒を飲む人は、この食堂でもお酒、買えます。
お母さん同士も楽しく
こういう広い子ども食堂のいいところは、少し大きくなった子どもたちは子ども同士で、親は親同士で情報交換したりしながら、ゆっくりできるところですよね。
お母さんたちの素敵な笑顔が眩しいです♪
企画、運営を担当する千葉さん
子ども食堂ぐるぐるを企画、運営する千葉憲子さんにお話を聞きました。
憲子ママとして新城サカバーでも「ぐるぐるスナック部」を開催していましたね。
川崎100人カイギや、みんなの川崎祭でも、表に立ってリーダーをしてきた千葉さん。その企画力とバイタリティにさまざまな人が惹きつけられています。
「人と人をつなぐ仕事を今まで多くしてきたんですが、コミュニティのスナックにはすごく可能性があると思っていました。大人が楽しみのために飲んだお酒のお金が、子どもたちのためになるような仕組みができたら、面白いと思ったんです。」
武蔵新城に住んでいるので、CHILLの和泉さんに話をしたら、CHILLで活動していた愛さん、明日香さんとも繋がることになり、3人でこの企画を立ち上げることになりました。
明日香さんは「子ども食堂だからといって、味やクオリティを妥協したものにはしたくない。外食をするように、おいしいご飯を楽しんでもらえるところにしたかった」と話します。
表に立って人を集められる千葉さん、子どもたちとのコミュニケーションに長けた愛さん、キッチンを任せられる明日香さん、なんというパーフェクトなトリオでしょうか。
こうやって、地域の女性たちが力を合わせると、本当に面白いことが始まっていくものですね。
場所を移動して再開
子ども食堂ぐるぐるを行う場所として、CHILLは最適な場所だったのですが、なんと、この3月にCHILLは閉店(形を変えて別の場所でオープン予定)してしまいます。
子ども食堂ぐるぐるも、場所を変えて継続する予定、ということでしたので、引き続き、公式ラインなどをチェックしつつ、次回開催時はまたこちらでもお知らせできたらと思っているので、よろしくおねがいします!
子ども食堂×おとなスナック ぐるぐる
参加方法:子ども食堂ぐるぐる「参加のしおり」
CHILL(3月10日まで):川崎市中原区新城5丁目7−12