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中原市民館で「夢見る小学校」上映 子どもも大人も行きたい学校ってどんなところ? 【川崎市中原区】

Ash俳優・吟遊詩人(川崎市)

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さて、本日は中原市民館で上映されていたこんな映画を観てきました。

夢見る小学校

「夢見る小学校」。テストも宿題も通知表もない、先生もいない、そんな魅力的なキャッチフレーズの、小学校のドキュメンタリーで、以前長野に住んでいる友人のポストで見かけて気になっていた映画でした。

中原区のPTA協議会が開催するフォーラムの中で、企画してくれて、こんな近所で観ることができてありがたいです!

会場は中原市民館のホールで、能登半島地震の募金も受け付けていました。

こちらでの映画上映のあと、世田谷区でやはり自由な教育を実践して話題になった桜丘中学校の西郷孝彦(元校長)先生による講演もあり、教育についてガッツリ考える時間になりました。

上映中は写真などは撮れないので、ぜひ映画のことはこちらの予告編動画で確認してみてください。

南アルプス市にある「きのくに子どもの村学園」を主な舞台に、自由な環境の中でどんどん能力を伸ばしていく子どもたちの姿が活写されています。

特に印象的だったのは、都市部の学校では「発達障害」とされて、薬を毎日飲まなければいけなかった子が、この学校では薬を手放しても、何の問題もなく、楽しそうに日々を過ごしていたところ。

映画に出演している「尾木ママ」や茂木健一郎さんも、また講演をしてくれた校長先生もなんども繰り返していたのが「こんなことをしているのは日本だけ。でも日本の公立の教育も、これをやらなきゃいけないって決まっているわけじゃないんです。変えられないことはないんですよ」ということ。

「学び」は本来とっても楽しいことで、子どもたちは遊びの中で新しいものごとを作り出す天才。

いま、日本の教育現場は大きく変わらなければいけない時なんだろう、と心から思いました。ぜひ、教育に興味のある皆さんには、この映画を観て欲しいです。

ワークショップも同時開催

そして、映画の後は市民館の施設を使って、たくさんのワークショップが行われていました。同じホールをつかって行われていたのは、なんとあのレジェンド・石川勝之さんによるブレイキンのワークショップ!!ぜいたくー!!

体育室では演劇のワークショップも

体育室では、俳優の植松愛さんによる演劇のワークショップもやっていました。

ダンスや演劇のように、身体を使って形や物語を作って行く作業というのは、これからの子どもたちに最も必要とされる「非認知能力」を鍛えるのにとてもいいと言われています。

武蔵小杉周辺では、最近このようなワークショップもさかんに行われるようになり、子どもたちがクリエイティブな体験をできる機会も増えているので、ぜひ、お子さんに積極的に受けさせてあげてほしいです。

わたしの本日の感想としては、教える側がクリエイティブでなければ(せめて、そうあろうとしていなければ)子どもがクリエイティブになるはずがない、ということ。

今回のワークショップはPTAの会員限定のものだったようなので、知らなかった方も多いかもしれませんが、春になったら、わたしもまた子ども向けに演劇の手法を使ったコミュニケーションのためのワークショップをいくつかデザインするつもりですので、見つけたらぜひ遊びにきてくださいね。

中原市民館
住所:川崎市中原区新丸子町3-1100-1

夢見る小学校 完結編(予告)

夢見る小学校をもう見た、という方は、ぜひ完結編のほうも!

2月あたまに吉祥寺での上映もあるようなので、Youtubeの概要欄などをチェックしてみてください!

俳優・吟遊詩人(川崎市)

琵琶を弾き歌う俳優です。世界80都市を旅した結果、日本文化を愛しています。旅と出会いと美味しいお酒がインスピレーションの源。MCアマビエちゃんはアマエビちゃんにメタモルフォーゼ。フラットで差別のない目線で記事をお届けしたいと思っています。Stay tuned!

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