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少量の牛乳でグッとまろやかに!初夏先取りそら豆とエビのガーリック炒め

岸田夕子料理研究家/JSA認定サケ・エキスパート

前回のエントリーでそら豆のゆで方を紹介致しましたので、早速簡単レシピをひとつ。
毎年、そら豆の時期になると作りたくなるガーリック炒めです。ほぼ毎回、エビと一緒に作るのですが、そら豆もエビも、どちらかというと淡白な味わいなので、ニンニクで炒めっぱなしで完成させてしまうと、ニンニク風味ばかりが立ち、少し尖った味わいになってしまいがちです。最後に少量の牛乳を加えるだけで、グッとまろやかになり、旨み、味わいもアップしますのでお試しいただければ嬉しいです。

今回は小かぶも加えて。
かさ増しにもなりますし、そら豆、エビ、かぶ、3つの食感の違いが満足感を高めてくれます。

そら豆、エビ、かぶのまろやかガーリック炒め

材 料(2人分)

  • そら豆 20粒くらい
  • えび 8〜10尾
  • 小かぶ 5個(小かぶではないかぶを使う場合は個数を減らしてもOK)
  • にんにく 1片
  • オリーブオイル 大さじ1
  • 牛乳 大さじ2
  • 塩 小さじ1/4前後
  • 粗挽き黒こしょう 適量

作り方

1. そら豆は下ゆでをし、皮から実を取り出します。そら豆のゆで方はこちら(ヤフークリエイター内のレシピへ)→  そら豆のゆで方

2. エビは殻と尾をむきとり、背ワタをとってボウルに入れ、少量の片栗粉(分量外)を加えて軽くもみ、水洗いします。ペーパータオルなどで水気をしっかりとります。

3. 小かぶは皮を厚めにむき、1個を4〜6等分にします。(ポイント2参照)

4. ニンニクはみじん切りにします。(写真のようにガーリックプレッシャーを使うと便利)

5. スキレット、またはフライパンにオリーブオイルを入れて強火にかけ、オイルが熱せられたら中火にして3のかぶの切り口を下にして焼き色がつくまで焼き裏返します。

6. 5に2のエビと4のニンニクを加えて、エビの色が赤くなるまで炒め合わせます。

7. 6に1のそら豆を加え、さっと混ぜ合わせたらすぐに牛乳、塩を加えます。

8. 混ぜながら牛乳がしっかり沸騰したら火から下ろします。(フライパン使用の場合は、沸騰し水分が飛ぶまで炒め合わせます)

器に盛りつけ、お好みで粗挽き黒こしょうを振ってください。

ポイント・メモ

  1. そら豆の下ゆでの仕方は私の既存How toでご確認ください→ そら豆のゆで方
  2. かぶは、皮の下に繊維が集中しているので、加熱調理の場合は厚めにむき取る方が繊維質が口に残らない仕上がりになります。逆にサラダなどで召し上がる場合は、皮のまま切ることで噛みごたえを楽しむことができます。また火の通りやすい野菜なので、1では両面に焼き色がつく程度で大丈夫です。
  3. 使用しているスキレットは、10 1/4インチ(約26cm)直径のものです。興味のある方はロッジ公式サイトをご覧くださいませ→ ロッジ スキレット 10-1/4インチ

牛乳でニンニクをまろやかに!お試しくださいませ。
初夏先取りのそら豆お料理を楽しんでいただければ嬉しいです。

レシピ・文 料理研究家 岸田夕子




料理研究家/JSA認定サケ・エキスパート

2010年春にアメリカシカゴより帰国後まもなく料理研究家として始動しました。16年間暮らしていたシカゴでの経験を反映した料理が得意です。出版料理レシピ本9冊を始め、雑誌やWEBマガジン、食品や調理器具メーカーのレシピ考案、テレビ出演、料理イベント登壇などが主な実績です。また「大葉にんにく醤油」「はちみつ味噌」「ジャーサラダ」「スキレット」などのトレンドを仕掛けてきました。今後も、寄る年波に負けず新しい食のトレンドを探したいと思っています。

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