Yahoo!ニュース

京都市伏見区・ガチ中華の熱! 旨! 辛!なガチ麻婆豆腐が650円! ご飯は100円でお替わり自由!

looseライター(京都市)

今回は伏見区のガチ中華のお店をご紹介します。深草の周辺と、あとは元田中あたりもですよね、ガチ中華のお店が多いんです。食べ歩きの先人たちがいろいろなお店に行かれてるのですが、今回のお店はそんな先人からのありがたい情報で知ったところ。行ってみたら、味も店の雰囲気もマジでガチ中華でしたよ!

こちらが「老重慶 川菜館」さん。「慶」の字が看板と違ってますが、オフィシャルページも「慶」の字で表記されてるので、おそらく問題ないのでは、と。ちなみに「川菜館」は「四川料理のお店」っていう意味みたいです。最寄り駅は地下鉄のくいな橋駅、東へ徒歩6分ほど。うれしいことに駐車場も3台分用意されてました。場所は建物の北側、詳しくはお店の方に聞いてみてくださいね。そして、隣の「中国物産」って書かれてるお店も同じく「老重慶 川菜館」さんのはず。

今回、11時のオープン直後、口開けの客として訪れまして、入り口を入って少し行ったエリアのテーブル席に案内していただきました。店内には料理人っぽい男性とフロア担当の女性のお二人。中国語で会話されてます。日本語は通じないかも……。というわけでメニューを見てみます。

メニューその1がこちら。本場の漢字表記に日本語も併記されてるので、どんな料理かはちゃんとわかるようになってますね。いろいろおいしそう&日本の中華料理店ではあまり見ないようなものもたくさん並んでます。

こちらは「涼菜」などのメニュー。これまたいろいろ気になるメニューが並んでますが、メニューより気になる表記が。さっきの面にも書かれてましたが、「サービス」としてどうやらご飯が100円で食べ放題になるとのこと! この時点でご飯のオーダーは決定しましたよ。

さらに麺メニューの面がこちら。「自家制面」とあるのは、多分「自家製麺」のこと。刀削麺もあるんですね〜、こちらも気になるわ〜。というかメニューが多すぎて、何頼んでいいのかまったくわからん状態です。そんななか、選んだのが……。

これほどの定番がありましょうか、いやない! というほどの鉄板定番メニューをオーダーしてしまいました。「麻婆豆腐」650円とご飯100円、合わせて750円のランチです。

今回座った席が厨房から近い&一番客だったこともありまして、調理中の音、香りが漂っておったのですが、運ばれてきた瞬間、もう見ただけで旨! そして辛! が伝わってくるナイスビジュアルに圧倒されます。ひと口食べてみると……やはり旨! 辛! そして熱! いきなり顔から汗が吹き出しました。辛いもの食べたときって体にはまったく汗かきませんが、首から上だけやたら汗が出ませんか? アタスだけですか、そうですか。なんべんも書きますが、もう旨くて辛くて、レンゲが止まりまセブン状態。これはご飯と合わせて食べなくては! とご飯に麻婆豆腐をぶっかけようと思ったのですが……。

ガッツリ混ぜ混ぜして食べたい、そのためには麻婆豆腐にご飯をダイブさせるのが得策では、と思いつき、早速実行。嗚呼やってよかった……。この本格派麻婆豆腐とご飯の組み合わせはまさに最強! なんぼでも食べられる!! 麻婆の皿にご飯を入れて、混ぜ混ぜしてワシワシ、を少し繰り返すと、ご飯が無くなってしまうやん。で、お店の方に「お替りを……」とお声かけすると、前を歩いて別のお部屋へ案内してくださいました。

それがこちらのスペース。テーブルとカウンターが用意されていて、ここでもお客さんが食事されるんです。このスペースの壁際にですね……。

大きな炊飯ジャーが2つ並んでまして、そのうちひとつは上にしゃもじの入った丼が置かれてる状態。お店の方との「ここからご飯よそうんですね?」「よそうんですよ」的ジェスチャーのやりとりでお替り完了。席に戻って、再びご飯&麻婆のマリアージュをたっぷり堪能して、満足度120%のランチが完了しました。

実はこちらにお伺いするのは、今回が2回目だったんです。1回目は13時過ぎに入店したところ、店内はぎっしり、ほぼ満席。しかもおそらく9割以上が中国の方という、まさに異国ムード満点というか、もう異国。そんななかメニューに刀削麺を見つけて「麻辣刀削麺お願いします」とオーダーしたところ「辛いよ〜」とスタッフの方からアドバイスが。「じゃじゃあ、辛くないやつで……えーっと海鮮の刀削麺?」「それは全然辛くない」ということで「海鮮風刀削麺」850円を注文したのです。1回目からしっかりご飯も頼んじゃってますな。

刀削麺はこんな感じ。少し短めでモチッとした食感でした。そしてそのお味は、スタッフの方の言葉通り辛さは全然なく、魚介の出汁が出た塩味のスープがとてもおいしゅうございました。具材もエノキやキクラゲ、タケノコ、イカやアサリ、エビも入ってて、しっかり満腹になりまして、そのときに「ここの麻婆豆腐、食べてみたいわ〜」と思ったんです。で、今回、その願いを叶えたというわけ。

帰り際、お支払いしようとすると、最初からいらっしゃった女性スタッフの方が「謝謝、おいしかった?」と声をかけてくれたので「辛かったけどおいしかった!」と汗だくの顔でお答えすると「辛かった〜(笑)」と笑顔を返してくれました。う〜んほっこり。まだまだ食べたいメニューがありますんで、こちらは必ず再訪させていただきますよ!

老重慶 川菜館
住所/京都市伏見区深草西浦町1-18-18
営業時間/11:00〜22:00
定休日/木曜
老重慶 川菜館 ホームページ

ライター(京都市)

京都在住。飲食店やイベントなどを取材して、記事を作っています。食べること、飲むこと、どこかへ行くことが好きです。

looseの最近の記事