【恵那市・中津川市】昔と未来が交差する、大井宿から坂本神社まで中山道ハイキングしてみました
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東濃随一と言われた大井宿。
昔の人は一体どんな道のりを歩き、風景を見てきたのでしょうか。
今回は大井宿から中津川市の坂本神社まで歩いてみたいと思います。
このあたりは道幅が広いですね。歩いてて気持ちいいです。
中津川で言うと苗木道のような岩村道。
脇街道の大事なポイント地点です。
やはり坂はつきものです。
さらに進むと、旅先で亡くなった方の供養塔なのですが、
字が独特すぎる不思議な塔ですね。思いが詰まった供養塔であることが伝わります。
すぐ横には明知鉄道の線路があるのですが、
下から線路をみるとこんな感じです。
なかなか濃い旅路が続きます。
恵那の中山道は、平坦な道と坂道が繰り返される感じで、中津川とはまた違うリズムで坂がやってきます。平坦な道もあるだけに、坂道が来るとたじろぎますね。
今回のクライマックスと言える甚平坂。
大井宿の浮世絵もこのあたりとか。
明治天皇が中山道を通過する際、2メートル下げて坂道をなだらかにしたと言う話ですが、それであってもこの看板があるのは、それだけの坂道だってことですね。
箱根のヘアピンカーブ並にきつい坂です。
このエピソードはなんだかかわいそうな話で。
実は他にもこの話にまつわる看板がありました。
犬も馬もかわいそうですし、鳥と戦う鎌倉幕府も大変です。
中津川市に入ると、恵那市とは違う看板が登場します。
坂本は宿場町ではないのですが、大井宿~中津川宿までおよそ10キロ。
中間にあたる地区のため、風情や史跡も多く残っています。
そして、何よりこの地区はリニアと、濃飛横断自動車道の工事のため、街が激変しています。あちこちに巨大なTがあります。
距離にしても道程にしてもハードではありますが、落合ほどの坂はなく、やや歩きやすいのかもしれません。
ドラマチックな歴史と未来を感じるハイキングコースです。
【大井宿~坂本神社八幡宮】
岐阜県恵那市大井町~岐阜県中津川市茄子川