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【恵那市・中津川市】昔と未来が交差する、大井宿から坂本神社まで中山道ハイキングしてみました

中津川&恵那ゆるゆるニュースライター&坂めぐり好き(中津川市・恵那市)

関連記事はこちら。

東濃随一と言われた大井宿。

昔の人は一体どんな道のりを歩き、風景を見てきたのでしょうか。

今回は大井宿から中津川市の坂本神社まで歩いてみたいと思います。

先日取り上げた大井橋からスタート!
先日取り上げた大井橋からスタート!

鯉の注意書きがあります
鯉の注意書きがあります

このあたりは道幅が広いですね。歩いてて気持ちいいです。

中津川で言うと苗木道のような岩村道。

脇街道の大事なポイント地点です。

本陣を曲がると、
本陣を曲がると、

いきなり坂が!
いきなり坂が!

やはり坂はつきものです。

高札場には、キリシタン禁止などの様々な注意書きがあります
高札場には、キリシタン禁止などの様々な注意書きがあります

さらに進むと、旅先で亡くなった方の供養塔なのですが、

フォントがくっきり!濃い文字体
フォントがくっきり!濃い文字体

字が独特すぎる不思議な塔ですね。思いが詰まった供養塔であることが伝わります。

すぐ横には明知鉄道の線路があるのですが、

下から線路をみるとこんな感じです。

なかなか濃い旅路が続きます。

恵那の中山道は、平坦な道と坂道が繰り返される感じで、中津川とはまた違うリズムで坂がやってきます。平坦な道もあるだけに、坂道が来るとたじろぎますね。

この坂は寺坂。坂は頻繁にでてきます
この坂は寺坂。坂は頻繁にでてきます

坂を登り、
坂を登り、

中央高速を横断し、
中央高速を横断し、

大井第二小学校を通りすぎると、
大井第二小学校を通りすぎると、

また坂です!
また坂です!

今回のクライマックスと言える甚平坂。

大井宿の浮世絵もこのあたりとか。

こちらは大井橋にかかる大井宿の浮世絵。ここは甚平坂だったんですね
こちらは大井橋にかかる大井宿の浮世絵。ここは甚平坂だったんですね

天気がいいと、御嶽山が見えるそうですが、この日は雲と黄砂で見えず…
天気がいいと、御嶽山が見えるそうですが、この日は雲と黄砂で見えず…

天気のいい日にまた来たいですね
天気のいい日にまた来たいですね

明治天皇が中山道を通過する際、2メートル下げて坂道をなだらかにしたと言う話ですが、それであってもこの看板があるのは、それだけの坂道だってことですね。

箱根のヘアピンカーブ並にきつい坂です。

このエピソードはなんだかかわいそうな話で。

実は他にもこの話にまつわる看板がありました。

犬も馬もかわいそうですし、鳥と戦う鎌倉幕府も大変です。

このあたりは、ハイキング時、たけのこや薪が販売されてました
このあたりは、ハイキング時、たけのこや薪が販売されてました

地味に中津川市に到着です
地味に中津川市に到着です

中津川市に入ると、恵那市とは違う看板が登場します。

確かに信号がないですね…
確かに信号がないですね…

坂本は宿場町ではないのですが、大井宿~中津川宿までおよそ10キロ。

中間にあたる地区のため、風情や史跡も多く残っています。

そして、何よりこの地区はリニアと、濃飛横断自動車道の工事のため、街が激変しています。あちこちに巨大なTがあります。

高速道路が作られてますが、それ以外にも
高速道路が作られてますが、それ以外にも

レトロな街並みにいきなりのT!
レトロな街並みにいきなりのT!

Tが続きます
Tが続きます

こちらはまた形の違うT
こちらはまた形の違うT

変化の激しい坂本地区ですが、こうした田舎道の風景は残っててほしいですね
変化の激しい坂本地区ですが、こうした田舎道の風景は残っててほしいですね

坂本神社八幡宮に到着
坂本神社八幡宮に到着

距離にしても道程にしてもハードではありますが、落合ほどの坂はなく、やや歩きやすいのかもしれません。

ドラマチックな歴史と未来を感じるハイキングコースです。

【大井宿~坂本神社八幡宮】
岐阜県恵那市大井町~岐阜県中津川市茄子川

ライター&坂めぐり好き(中津川市・恵那市)

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