【毒草との区別も!】こんな所に!?野草界のスーパーフード『スベリヒユ』を発見!!そして採取&実食!
注)記事の後半に毒草との区別方法もあります。どうか安全な採取を!
★動画でサクッとご覧の方はコチラ!★
皆さん いつもありがとうございます!
まだまだ暑い日が続きますね...。暑くて身体を気遣わないといけない季節はもう少し続きそうですが、一方で夏野菜は終わりを迎え、実家の家庭菜園に植えていた夏野菜の代表格プチトマトも立ち枯れ...!?
ん??
ただ、その傍らというか覆いつくす様に、凄い勢いで茂っていた植物に目がいきました!!
この暑い日々に凄い生命力で元気一杯に茂っているその植物は!!
野草スベリヒユです!!
しかも、この植物、夏に元気いっぱい!!
だけでなく、野草界?いや植物界?で一番と言われるスーパーフードなんですよ!
◆スベリヒユとは?◆
既に皆さんはご存じかと思いますが、改めて...。
スベリヒユ科スベリヒユ属の一年生植物で、日本全国に分布し、乾燥耐性があり、畑や路傍、空き地、庭、土手、荒れ地などの日当たりの良い所に自然に生えます。そのため畑の雑草として知られる身近な野草で、農家さんを困らす害草とされることもあります。ただし栄養価も高いともいわれ、野草界の『スーパーフード』と呼ばれたり、沖縄などでは野菜の採れない夏場などの代替野菜として食されていたりもします。また中国では、全草を乾燥させたものは『馬歯莧(ばしけん)』と呼ばれ薬用されていたりもするそうです。
◆知れば知るほど凄い野草!◆
また栄養価だけではなく、抗酸化物質の一つであるグルタチオンを多量に含んでいたり、ビタミンB、マグネシウム、鉄分も豊富なんです!グルタチオンって解毒作用に関わっているそうですよ!
さらに!オメガ3(ω3)系脂肪酸も豊富に含まれています。オメガ3系脂肪酸を摂取するには、魚を食べたり、アマニ油、シソ油等から摂取するのが主ですが、そのオメガ3脂肪酸が植物しかも雑草から採取できるなんて!
そんな野草が、夏野菜の終わった家庭菜園に生えているなんて!!
お宝や~ん!!もちろんタダですしね!
確認すると、土を入れ替えても毎年生えて来るとのこと。恐らくスベリヒユは、凄い数の種が出来るので、その種たちが家庭菜園の土に入り込んでいる様です。
また、根っこ事抜かないと越年し同じ株からまた生えて来るようです。ですので、雑草として考えると、農家さんやお庭を困らせる害草となるそうです。
先日も道端でド根性スベリヒユを見つけました!!ホント、凄い生命力です!
可食野草として考えると、スベリヒユは手間がかからず毎年採取できる!?というまさにコスパ最強の野菜代替になる存在!!と言えるのではないでしょうか?
※害草として駆除にお困りの方々にはすみません...。多様性という事でご容赦!
私は、今回はありがたく『ネバネバ!スベリヒユ丼』にしていただきました!
これで健康チャージ!
家庭菜園などに生えていたら、抜かずに食してみるのもアリなのではないでしょうか?
◆毒草との区別方法(採取のの注意点)◆
『地面に生える、茎の同じ位置から双葉で生える肉厚な葉』という言葉を頼りに探索すると....。形状が似ている毒草に出くわすかもしれません。
その毒草の名は。。。コニシキソウ!!
これを誤って食すると、個人差はありますが腹痛や嘔吐症状を引き起こすかもしれません。
★毒草との区別方法をより詳しく!!動画で!★
◆最後に◆
くれぐれも、少しでも迷った時には採取したり食べたりしないでくださいね。また野草は生えている環境により汚染されていたりしますので、採取場所の環境にも十分配慮してくださいね。