【富士宮市】おしゃれな雰囲気と珈琲の香りに包まれて『チョリカポコーヒー』で新しい好きに出会う…
富士宮市黒田の住宅街の一角にある『自家焙煎珈琲店choricapo』さん。
探していなければ見落としてしまいそうな小さな看板が道路沿いにさりげなく掲げられています。
開いたままの無垢の木のドア、その横にやっぱりさりげなく黒板に書かれた『choricapo coffee』の文字が白いシェードの向こうに見えました。
駐車場はお店の前に3台ほど。いっぱいだったので諦めようと思ったときに、ちょうど一組のお客さんが帰るところだったので、入れ替えるように駐車することができました。
ドアを入ると、その奥にはもう一つドアがあります。開ける前から珈琲の深い良い香りが漂って来ています。
店内に入るとまず目に止まるのがアンティークオルガン、そして店内を見渡すとどれもこだわりを感じるものばかりなのに気が付きます。
そして名前でもある『choricapo』は、愛猫チョリちゃんから取った造語だそうです。お店のマークもマグカップを持った猫ちゃんで、猫好きの心をくすぐります。
ゆったりとした時間の流れる中、店内を見渡しているとオーナーさんがメニューを持って来て下さり、本日のおすすめ珈琲の説明をしてくれました。
飾らない手書きのメニューはオーナーさんの人柄をそのまま映しているようです。
珈琲豆の香りもテイスティングさせてくれます。「実は珈琲より紅茶派なんです」と打ち明けると、「フルーティな感じが残る浅煎りのエチオピアがオススメです」と好みを聞いて選んでくれるので、珈琲に無知な私でも迷わず選ぶことができました。
そしておいしいと噂のプリンを一緒に。
カラメルソースがかかったプリンに生クリーム、サクランボが乗った見た目は、ノスタルジックな雰囲気の見た目です。
固めのプリンは素材の味が感じられます。甘さが控えめな生クリームに、珈琲感さえ感じる甘苦いカラメルソース。
飾った感じはないけれど噂通り絶品のプリンに、合わせる紅茶に近い酸味と香りがあるエチオピアの浅煎り珈琲は相性が抜群で、驚きのあまりオーナーに報告してしまいました(笑)
果実のような酸味が味わえるのは、酸化していない新鮮な珈琲豆で淹れているからなんです。珈琲の酸味が苦手な方も多いと思いますが、『choricapo coffee』の『酸味』を味わうと新しい好きに出会えるかもしれません。
また豆の購入もできるそうなので、気に入った豆を注文しておけば、帰りまでに焙煎してくれるそうです。
オーナーさんと沢山の珈琲の話と車とバイクの話を少々…居心地の良い店内で、おしゃれな雰囲気と珈琲の香りに包まれているたら、ついつい時の流れを忘れてしまいました。
自家焙煎珈琲店 チョリカポコーヒー
住所:富士宮市黒田12-1
TEL:0544-29-7102
営業日:水・木・金・土(日曜不定休)
営業時間:12:00~18:00(L.O 17:30)