【福島市】芸人から農家に転身!「ふくしまベリーボーイズ」のいちご畑に行ってみた!
今、福島市で最も賑わっているスポットと言えば「道の駅ふくしま」ではないでしょうか。
4月27日にオープンし、大型連休中には、すでに来場者10万人を突破!という大盛況ぶりです。
特に、福島市の旬の農産物が購入できる直売所は、連日大賑わいで、中でも、福島市産のいちごが完売御礼の大人気商品となっています。
そこで今回は、いちご農家「ふくしまベリーボーイズ」のメンバー水野圭悟さんが営む「みづの農園」のいちごハウスに行ってきた様子をお届けします!
以前の話題はこちら。「道の駅ふくしま」プレオープン!フルーツ王国ふくしまの産直果物売り場が圧巻!いちごまつり開催中
約7500本のいちご
福島市郊外にある「みづの農園」のいちごハウスです。
およそ10アール(約300坪)のハウスで、約7500本のいちごを栽培しています。
ハウスの中に入るといちごの甘~い香りが漂います。
品種は、主に「とちおとめ」と「ふくあや香」の2種類です。
こちらが、道の駅ふくしまにも出荷している「とちおとめ」。
とちおとめは、大きくて、甘さと酸味が絶妙なバランスで、ジューシーな果汁がたまりません。
「おいしい」とついつ手が伸びて、あっという間にひとパック空けてしまうのは、私だけではないはず。
そして、つやがあり、鮮やかな紅色の福島県オリジナル品種「ふくあや香」。
芸人から、新規就農へ
収穫作業をしているのは、福島市の若手農家6人で結成される「ふくしまベリーボーイズ」のおひとり「みづの農園」の水野圭悟さん。
実は、静岡県静岡市出身の元芸人なんです。
福島県を中心に活動しているお笑いタレント集団「みちのくボンガーズ(現ふくしまボンガーズ)」のひとりとして活躍、2013年体調不良で引退後、新規就農しました。
水野さんのいちご栽培のこだわりは、いちごがいま何をほしがっているかを見極めて、いちご本来のポテンシャルを引き出せるように努めること。
さらに、なるべく化学農薬を使わなくていいように環境を整える「耕種的防除」も取り入れています。
いちごと日々対話をしながら、愛情を持って育ているのが伝わってきました。
ぼっちではじめた農業、今のやりがいは?
今では「農業は、肌でやりがいを感じられるので楽しい。」と語る水野さん。
直売所で、いちごを楽しみに待つお客さんたちに、味の感想や励ましの声を直接かけてもらうなど、福島の人たちとの交流を通して、水野さん自身、すっかり福島ライフを楽しむ福島人です。
因みに、この日、ハウス内の温度は、約27度。
温度管理の苦労はもちろん、水野さんも汗を拭いながら、美味しく熟したいちごをひとつひとつ丁寧に収穫していました。
「ふくしまベリーボーイズ」のいちごは、福島市の吾妻山に現れる「雪うさぎ」がモチーフのかわいいうさぎの箱に入っていますので、ぜひ福島市のお土産に買っていってくださいね。
そして、水野さんは、いちごの収穫の後は「トマト」の収穫に大忙しになります。
「自分の作った農作物を使った食を提供するお店を出せたらいいな」という夢も語ってくれました。
ますます、福島市の農業を通して、たくさんの「笑顔」が生まれることが今から楽しみでなりません。芸人として笑顔を届けてくれた水野さん、これからも福島の農業を通して笑顔を届けてくれることでしょう。
水野さんほか「ふくしまベリーボーイズ」のいちごが購入できる「道の駅ふくしま」の情報はこちら。
■道の駅ふくしま
HP 公式サイト
住所 福島県福島市大笹生字月崎1-1
TEL 024-572-4588
営業時間 直売所・インフォメーション・多目的広場
9:00~18:00
お食事処
①あづまキッチン(レストラン)11:00~16:00(15:30LO)
②FRUIT FACTORY yukiusagi 10:30~18:00(15:30LO)
③フードコート 10:30~18:00(15:30LO)
屋内こども遊び場 10:00~16:30(3部入れ替え制)
定休日 なし
駐車場322 台(大型36 台、小型276 台、おもいやり5台、二輪車4台、大型特殊1台)
以上、福島市の「みづの農園」からおいしいふくしまをお届けしました。
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