【盛岡市】今しか食べられない味!郷土料理「うこぎのほろほろ」人生初!作ってみた。
こぎです。今日は朝から毎週日曜日に盛岡市青山で開催中の日曜朝市に行ってきました。
実はずっと探していた、今しか食べられない食材を探し求めていました。それが・・・
春を告げる食材。それが盛岡市青山の日曜朝市で売っていた
盛岡市周辺でしか採れない「うこぎ」
実は私、「うこぎ」という食用の垣根(山菜)自体知らないまま40年生活してきました。たらの芽、しどけ、コシアブラ、うるい、うどなどは知っていましたが「うこぎ」はなかなか知っている人が少なく、職場の人に「うこぎって知ってる?」と聞くと「何それ?」と言われる始末。
盛岡に長く住む人に聞くと「毎年楽しみにしている」と言われるうこぎ。
「うこぎ」を使った料理「うこぎのほろほろ」は岩手県の郷土料理
「盛岡の人はうこぎのほろほろを食べて春を感じるんだ」と聞き、人生で一度でも良いから食べてみたい!うこぎを探す旅は4月に始まりました。
「うこぎは産直で売っている」という情報だけが頼り
うこぎの販売場所は産直のみ。盛岡の産直に電話してみるけど「取り扱いありません」という声が多く、販売していると聞いた産直さんに行ってみるもすぐに売り切れる様子。
もうお手上げ状態。ならば、朝市ならどうだ!!?と思ったら、
ありました。こちらが「うこぎ」です
うこぎは家の敷地の塀代わりに植えている植物。
4月中旬から柔らかい新芽が出てくるのでその柔らかい新芽を摘み、天ぷらやうこぎのほろほろに調理されるそうです。
うこぎを手に入れたので味噌大根を探す
うこぎを手に入れたので、次は味噌大根探し。神子田の朝市に行ってみました。
野菜を販売しているおばちゃんに「うこぎのほろほろをつくりたいのですが、この味噌大根はうこぎに合う味噌大根ですか?」と聞くと「そうだよ。これに細かく砕いたくるみを入れるんだよ。美味しいよ。作ってみて!」と言って味噌大根を売ってくれました。
帰宅し、くるみはスーパーで購入。
うこぎのほろほろの材料つくり方
・うこぎ・・・30g
・味噌大根・・・20g
・くるみ・・・40g
・塩・・・少々
・醤油・・・小さじ1/2(味噌大根の味次第で調整)
上記の材料でできます。まずは全て材料をそろえます。
(1)うこぎを塩(分量外)を入れたお湯で茹でます。
(2)茹でたら水気を切り、うこぎ(30g)を細かく刻みます。
(3)味噌大根(20g)も細かく刻みます。
(4)くるみ(40g)も準備し、ひたすら細かくします。
(5)すべて刻んだら混ぜ合わせます。
(6)塩少々と醤油小さじ1/2を入れて味を調えます。
(7)醤油は1/2くらい入れてみて味見します。まだ味が足りないと思ったらもう少し醤油を入れ調整します。
混ぜ合わせた状態。
パラパラの状態。これを・・・
炊き立てのごはんに・・・
乗せます!!できあがり!!
これで食べるのもよし!お茶漬けにも合いそうです。
うこぎはいつまで販売している?
うこぎを唯一取り扱っていた盛岡市下飯岡のサンフレッシュ都南さんに電話してみたところ、
うこぎは今年、4月10日ころから出始めていて、もう終盤。今週もてばいい方かもしれないと言っていました。
青山の朝市で買った時も「先週が一番のピークだった。今日のはだいぶ終わりの方で、柔らかい新芽をできるだけ採ったけどもうそろそろ終わりだね」と言っていました。
もし食べてみたい!という方は早めに盛岡市内の産直に行くことをお勧めします。
行く前に電話確認すると確実かもしれません。神子田の朝市でもうこぎは人気ですぐに売り切れてしまったそうです。見つけた時は即購入ですね!
今回は珍しく郷土料理のお話しでした。
最後まで読んでいただきありがとうございました!