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【南アルプス市】紅葉ドライブは一歩奥に行ってみよう

おがわひでいち地域情報発信ライター/写真家(南アルプス市など)

ぼーっとしていると、あっという間に終わってしまう紅葉の季節。今回は南アルプス市内の紅葉スポットに立ち寄って、更に奥の林道を走って紅葉を満喫してきました。

県道108号県民の森公園線を西に櫛形山を目指します。当日は曇りがちな空模様でしたが、櫛形山の陽光が当たった一部が色鮮やかに見えました。

クネクネと山道を走ること10分程度で南伊奈ヶ湖に到着。紅葉が始まった上に週末も重なって人が沢山訪れていました。11月13日(日)には伊奈ヶ湖紅葉祭が催されるようですので、南アルプス市のHPでご確認ください。

静かな湖面に紅葉した木々が反射して綺麗です。周りからは「綺麗だね!」と感嘆の声が多く聞こえてきました。この後すぐにカヌーのイベントで湖面にカヌーが出てきたので、静かな湖畔の様子が見たい、撮りたい方は平日や休日でも朝早いうちに訪れるのが良いかと思います。

南伊奈ヶ湖のマスコットの白鳥。スマホ撮りで望遠も十分でなく画質は荒くなってしまいました。残念。人が更に多くなってきたので、人混みを避けて紅葉を楽しむために山中に進むことにします。

県道108号は県民の森森林科学館を過ぎて終わり、県営林道高尾伊奈ヶ湖線につながります。更に進むと変形T字路交差点にて左折して標高を上げていきます。結構な勾配なうえ道幅が狭くなるので、運転慣れしている方や小さい車で行かれるのがよろしいかと思われます。

更にしばらく進むと、県営林道櫛形山線と合流します。右方向は現在工事中のために通行止め。左に進みます。

早速、紅葉のトンネルです。道幅は狭いですが、ゆっくり走れば対向車とすれ違える場所は必ずあります。注意しながら譲り合いの精神で安全運転を心がけましょう。

少し離れた山肌を見ると色鮮やかな紅葉が目に飛び込んできます。南伊奈ヶ湖辺りよりも色付きは良いように見えました。

上の紅葉に見とれていると道路上の落石に気がつかない場合もあるので要注意。ゆっくり走るのが一番です。

毎年、紅葉シーズンには来るようにしていますが、今年の色付もなかなか良いと思います。

少し開けた場所に平成峡の入り口があります。駐車スペースは写真の左側にあります。橋の下は市内を流れる滝沢川の支流、深沢川の源流となります。平成峡と呼ばれ、遊歩道は櫛形山の登山道につながります。遊歩道とは言ってもしっかり登山道なので、安易な気持ちで立ち入らない方が良いと思います。

橋からガードレール越しに見られる八千代の滝。ですが、見た感じ急流ではあるけど滝っぽくはないかな?捉え方は人次第です。

日当たりが良くないので色付きも他ほど鮮やかではありませんが、水の流れと色付いた葉が良い雰囲気を醸し出しています。

今回は平成峡で引き返しましたが、更に進むと富士山が見える見晴らし平に行けます。紅葉が楽しめる期間は限られているので、記事を上げた翌週には状況が大幅に変わってしまっているかもしれません。もう少し楽しむことはできると思いますので、今週末の行楽候補に入れられてはいかがでしょうか?ただ、再三申し上げますが、林道は一般公道とは環境が違いますので、安全運転と譲り合い精神での走行を心がけてください。

【交通情報・問い合わせ】

 ○山梨県道路規制情報

 ○山梨県 県営林道通行規制情報

【伊奈ヶ湖紅葉祭】

 ○南アルプス市HP

地域情報発信ライター/写真家(南アルプス市など)

本業の傍ら写真家としても活動しています。南アルプス市を中心に、北杜市、韮崎市、西八代郡(市川三郷町)、南巨摩郡(富士川町、早川町、身延町、南部町)を担当しています。地元の皆さんが「出かけたい」「誇りに思う」と言えるような、また他の地域の人からも注目してもらえる記事をお届けできるように頑張ります。

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