【寝屋川市】香里三井団地再生「ニコニコのデザイン」電通大生が団地を活性化し、住みながら魅力を発信!
大阪府内において公社賃貸住宅SMALIO(スマリオ)を提供する大阪府住宅供給公社(本社:阪市中央区、理事:山本 讓、「以下、公社」)が、連携協定を結ぶ大阪電気通信大学(寝屋川市、学長:塩田 邦成、「以下、電通大」)の学生を主体として、住民の方々と団地のコミュニティ活性化に取り組む「ニコニコのデザイン」プロジェクトの活動や団地の魅力を発信するウェブサイトを2023年5月31日から公開しています。
■背景―寝屋川市三井が丘周辺地域の団地再生―
寝屋川市三井が丘周辺地域には、高度経済成期に開発された大規模な分譲住宅や公的賃貸住宅があり、人口減少、高齢化に伴う地域の活力低下や利便施設の不足、住宅・施設の老朽化などの課題を抱えています。
そのため公社では、香里三井エリアを地域のコミュニティ活性化等まちづくりに関する事業を展開する重点地区として位置づけ、電通大と寝屋川市(広瀬慶輔市長)の3者で「住まい、まちづくりに係る連携協定」を締結しました。
「ニコニコのデザイン」プロジェクトでは、寝屋川市と連携しながら、このエリアに立地する香里三井団地を電通大の学生に実学の場として提供することで、継続的に、地域コミュニティの活性化等団地再生に取り組んでいます。
■『ニコニコのデザイン』プロジェクト
「ニコニコのデザイン」プロジェクトは、国土交通省の「人生100年時代を支える住まい環境整備モデル事業」(※)に選定されています。
このプロジェクトでは、地域にお住まいの方の笑顔に溢れる団地づくりを目指し、学生のアイデアを活かしたイベント開催やフィールドワーク、アンケート調査等を行うとともに、多世代交流拠点づくりへと発展させています。
さらに、このプロジェクトのウェブサイトでは、活動内容や学生目線での団地の魅力、暮らしの様子等を発信します。
これにより、広く地域の方に知っていただくとともに、活動サポーターとなり得る事業者や人材の発掘を図ります。また、参加する学生の一部は、実際に香里三井団地に住みながら、リアルな団地暮らしを発信します。
ウェブサイトは、学生が自ら描いた団地や参加メンバーのイラストを使用することで親しみやすいデザインとし、学生が主体となって活動する団地再生の取り組みの発展を分かりやすく紹介しています。
(※)「人生100年時代を支える住まい環境整備モデル事業」とは 高齢者、障がい者、子育て世帯など誰もが安心して暮らせる住環境の整備を促進するため、ライフステージに応じて変化する居住ニーズに対応したモデル的な取組を実施する民間事業者を公募し、学識経験者からなる評価委員会を経て、先導性が認められたプロジェクトを支援するもの。
▷ウェブサイト(2023年5月31日公開)
【施設情報】
香里三井団地
〒572-0013
大阪府寝屋川市三井が丘1丁目12