横浜中華街の老舗「同發新館」が一時閉店!建て替え全面リニューアルまでは売店も別館で営業中
横浜中華街のメイン「中華街大通り」には人が戻ってきましたが、2022年5月に惜しまれつつ閉館となった「聘珍楼」をはじめ、「すしざんまい」など閉まっているお店があるのは寂しい限り。
久しぶりに大通りを歩いたら、老舗の「同發新館」が閉まっていたので大変驚きましたが、2022年8月31日で一時閉店しリニューアルとのこと。「同發本館」と「同發別館」は通常通りの営業です。
中華菜館 同發
8月31日で一時閉館となった「同發新館」は、かつて「新光映画劇場(しんこうえいがげきじょう)」という映画館だった歴史ある建築物として知られています。1 階のイートインコーナーは、中華スイーツや名物点心、中華菓子、中国茶が気軽に楽しめる場所として愛されてきましたが、建物の老朽化と耐震性などの安全面から建て替え全面リニューアルとなるそうです。
現在は中華街大通りの同發別館で売店を再開しています。
同發別館売店
中華菜館 同發は、焼き物・乾物の店として明治に創業。今では横浜中華街を代表する広東料理のお店です。特に菓子売店の月餅はファンも多く、中秋節前には「中秋月餅」を求める人で賑わっていました。
店内には同發伝統の月餅が並んでいます。お店の方に相談し、お月様に見立てた塩卵が香り豊かな自家製蓮の実あんの「蓮蓉双黄月餅」を買ってきました。余計なものが入っていない昔ながらの月餅は素朴でおいしい。
同發という店名の由来は、お客様と「おなじく発展してゆくこと」だそうですが、老舗の新たなる躍進を楽しみにしています。
基本情報
■中華菜館 同發別館売店
■横浜市中区山下町148
■045-681-6331
■11:00~21:30
■無休
■公式 中華菜館 同發