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【富田林市】気になる「かんぽの宿富田林」。ならばと体験宿泊、そして素敵夜景の展望ラウンジを発見!

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

かんぽの宿富田林というと、昨年秋、日帰り入浴に行きレポートさせていただきましたね。今回、4月になってどうしても気になることがあったので、1泊することにしました。

事前にかんぽの宿富田林さんのWebページをチェックしましたところ、近鉄富田林駅からの無料送迎バスも廃止になっていませんでした。

ということで、富田林駅北口(近鉄バス側)で停車する送迎バスに乗り込みました。あっ、車が新しくなっていました!

こうして嶽山(だけやま)山頂にあるかんぽの宿富田林さんに来ました。

私たちがフロント前で前の人のチェックインが終わるのを待っていると、別の係の人が事務室から出てきてくださって、ロビーでスムーズにチェックインをすることができました。

10分もかからずチェックインの手続きが終わり、3階の客室に向かいました。

チェックインの時点ですでにお布団が敷かれています。これはコロナ対策のためということですが、ホテルのように、チェックアウトまでこちらから用事がない限り誰も来ないということ。

旅館で仲居さんが頻繁に出入りするところだと落ち着けなかったりしますから、これは人によってはポイントが高いと思います。

部屋から外の風景を眺めました。金剛山や葛城山が良く見渡せます。また4月下旬少し前の取材時点で、敷地内ではちょうどツツジが咲き始めていました。

テーブルの上に置いてあったお菓子の横に、折り紙がありました。季節柄の兜の形。きっとスタッフの方たちが、1部屋ずつ折り上げるのでしょうね。心がほのぼのするおもてなしです。

続いてこれも。こういうおもてなし、さりげない心遣いがいいですね。

ポットは、お茶を飲むときなど、本当に便利。

これが館内用の浴衣とタオル、お風呂用小袋のセット。シティホテルではないので、浴衣姿とスリッパで館内を行き来でき、こちらもうれしいこと。リラックス度が格段と違いますからね。

それから、意外にいいなと思ったことはこちらです。スリッパで大浴場とか行く際に、同じスリッパですから一瞬、どれが自分のものかわからなくなりますね。コロナ渦ですから、別の人が間違えて履いてしまっても大変です。

このように部屋の番号をスリッパに挟んでおくだけで、そのような間違いは起きません。さてこちらのクリップを片手に大浴場に行きましょう。

2階にある大浴場に行きました。

かんぽの宿富田林さんは、現時点では人工温泉。でもしっかりと効能があるわけですからあまり気になりません。ネット上では、来年4月に天然温泉に戻るという情報もありました。

画像提供:かんぽの宿富田林さん
画像提供:かんぽの宿富田林さん

もちろん内風呂もありますが、かんぽの宿富田林さんのよいところは、このように金剛山や葛城山が一望できる展望露天風呂。本当に爽快でリラックスできます。私は夕食前、就寝前、そして朝ぶろと3回入りました。

展望大浴場で心身ともにリラックスしたら、1Fのレストランで夕食です。今回は「夢」と書かれた会席コースを選びました。

最初にお通しとして生胡麻豆富(豆腐)。山葵(わさび)が真ん中に乗っています。

前菜の5種盛りです。真ん中がエンドウ豆のひすい煮、その斜め左上が甘エビ漬け、時計回りに金時草(きんじそう)のお浸し、子持ちこんにゃく、うどと削りかまぼこの和え物。

造里(お造り)です。サーモンとぶりの二種盛り。

焼物は、合鴨・筍・白葱・貝割れです。

油物です。海老のおかき揚げ、いろんな色のパプリカの揚げた物を雪塩でいただきました。

こちらはメインの温物、牛肉と細切り野菜のすき焼きです。生卵が付いていて、それに付けて美味しくいただきました。

さてドリンクの種類です。私は、最初に生ビール、そして日本酒の歓喜光(五位堂の酒蔵)をいただきました。

御飯は、しらす御飯です。これに二種盛りの香物がついていました。

留椀として登場したのが桜花吸です。桜の花が入ってるのが、なんとも季節感がありますね。

最後にデザートとして、抹茶わらび餅をいただきました。

さて前回気づかなかったのですが、4階の上に展望室があることを知りました。

夕食前までの事前予約で、その展望室で、20時から21時30分まで夜景を楽しみながらお酒が飲めるバータイムが楽しめます。

それはこの部分です。

さて、外はすっかり暗くなっていました。他のお客さんはいなかったので事実上の貸し切りです。

食事の最後に、ワインを1本、注文しておきました。この日は結構飲みましたので、良く眠れました。

夜景はこのようになっています。昼間と違い、100万ドルの夜景と言った面持ちですね。

拡大すると、富田林の象徴ともいえる大平和祈念塔(PLの塔)が見えました。

朝起きて、宿泊した部屋の窓から見えた風景です。金剛山方面からお日様が出てきました。

さて同じレストランで、バイキングスタイルの朝食です。

和洋折衷のいろいろなものがあります。種類も多いので、ここはほんの少しずつ取っていきましょう。

茶粥とかカレーライス、それからパンもありますから、朝から胃袋との戦いです。

ドリンクもコーヒーのほかいろんなドリンクが飲めました。

こんな感じでいただきます。実はこの後に別腹のデザートもいただきました。

朝食の後、チェックアウト時間まで展望台にもう一度行きました。

夜と昼とでは全く雰囲気が違いますね。大平和祈念塔も見えますが、それよりも先、左上あたりにひときわ高いビルが見えます。それはあべのハルカスです。

ということで実際に宿泊をしてきました。

かんぽの宿富田林は、春になって特別大きな変化は感じませんでした。せいぜいゆのぽんに帽子が乗っているくらいが違う点。

実際に宿泊して感じたことですが、恐らく徐々に変わってくるのでしょうけれど、それは、これからさらに宿泊客やお昼の利用者にとって良くなっていくような雰囲気がありました。

かんぽの宿富田林(外部リンク)
住所:大阪府富田林市龍泉880−1
電話番号:0721-33-0700
アクセス:近鉄富田林駅から無料シャトルバスを利用

奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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