【足立区】アーモンドを砕く音が響き渡る店Flore bake&coffeeのザクザク食感フロランタン
こんにちは。足立区竹の塚のローカルすぎる情報を発信しているNaokoです。
今回は2023年6月竹の塚にオープンしたカフェ、Flore bake&coffeをご紹介します。
お店は竹ノ塚駅東口から徒歩7分。カリンロード商店街をまっすぐ歩いて信号を渡った先のニコニコ通り商店街にあります。
店内はシックな色合いのインテリアで落ち着いた雰囲気があります。
お店に入ってすぐ右手にレジがあり、そこで注文・会計を済ませて席に着きます。
この日のレジにはフロランタン(380円税込)、かぼちゃのクランブルパウンド(450円税込)、フィナンシェ2個セット(500円税込)が並んでいました。
11時頃に伺ったのですが、まだギリギリモーニングメニューもありました。8時半から11時までのモーニングメニューは、好きなスコーンを1つ選んで、お好きなドリンクとセットでいただけます。この日は「チョコヘーゼルナッツ」「全粒粉」「季節のスコーン」の3種でした。
「このお店は焼き菓子がメインのお店です。全て店内で手作りしているんですよ」
と、店主の塩田さんが気さくに語りかけてくれました。
「おすすめは何ですか?」と伺うと「ああ、やっぱり、フロランタンですね」と即答。
「お店の名前Flore(フロル)も、フロランタンから来ているんですよ」
もう気になりすぎて、私はフロランタンを頼むしかありません。
「フロランタンと、アイスカフェラテをお願いします。」
お店の雰囲気にあった、シックなお皿でフロランタンが運ばれてきました。
「お皿も素敵ですね。」
「このお皿は笠間焼なんですよ。」
店主と会話しながら早速フロランタンをいただいてみると、「ザクッ」とした食感とともに、心地よい甘さが口いっぱいに広がります。厚みもしっかりと食べ応えがあって、とても美味しい。
フロランタンをザクザク噛み締めていると、
「これを作ってる時は店内がとてもうるさいんですよね。」と店主。
一粒のホール状態のアーモンドを砕いて作っているのだそうです。
みてみると、確かにアーモンドの粒の大きさがそれぞれ異なっています。これがザクザク食感の秘密だったんですね。
ふと上を見上げると、ひよこが飾られていました。これは一体。
「常連のお客様から頂いたものです。竹の塚の人に配っているみたいですよ」
「そんな方がいらっしゃるんですね!」
「その方は海外に行かれる際にこのフロランタンをたくさん購入して持っていってくださいました。フロランタンは腹持ちがいいんですよね」
注文する前、フロランタン1つだけのランチではちょっと物足りないかなと思いましたが、実際に食べてみると1つでとても満足感のあるボリュームです。このフロランタンを1つカバンに忍ばせておけば、いざお腹が空いても大丈夫。海外に持っていきたくなるのも頷けます。
ひよこの次にもう1つ気になることが。それがこちらのアクセサリーの数々。
「これは、販売しているものですか?」
「はい、販売していますよ。全て私が作った手作りアクセサリーです」
レジンや天然石を使用して作られたピアスやネックレスの数々(1200円税込〜)。店主の手作りです。パッケージも可愛く、店主の人柄が伝わってきます。
食事をしている間も窓の外から店主である塩田さんに話しかけている常連客の姿を見ながら、楽しい時間を過ごしました。店内にも、コーヒーを飲みながら世間話に花が咲いていて、店主との会話を楽しみにしている人々の姿がありました。
暖かい雰囲気の中で、私も心地よいひとときを過ごすことができました。
最後に、「ちょっとみていきますか?」とお声掛けいただき、とっても美味しそうなパウンドケーキを見せていただきました。12月の限定スイーツの試作品だそうです。
いちごとピスタチオで、クリスマスらしい色合いですね。
12月にもう一度お店を訪れてみると、色とりどりのクリスマススイーツが並んでいました。
先日見せていただいた試作品、「ベリーとピスタチオのパウンドケーキ 530円(税込)」もありました。
12/25まで竹の塚では光の祭典2023というイルミネーションイベントを実施しています。Flore bake&coffeeはテイクアウトもできるので、竹ノ塚駅から会場の元渕江公園に向かいながら立ち寄り、温かいコーヒーをテイクアウトして会場に向かうのもお勧めですよ。
フロランタンはもちろん、焼き菓子が好きな方はぜひ足を運んでみてください。