【群馬みどころ9選】前橋・高崎おとな街歩き。ご当地グルメからアートまで、注目スポットをご紹介
前回ご紹介させていただいた、群馬県前橋市の白井屋ホテル。
【SHIROIYA HOTEL】至高の芸術空間、白井屋ホテルの魅力を余すことなくご紹介!
2021年には、日本で唯一、ドバイのインターナショナル・トラベル・アワードに選出、同じく、日本で唯一、英国の旅行雑誌ナショナル・ジオグラフィック・トラベラーからホテル賞を受賞し、その注目度は、県を代表するものとなっています。
とはいえ、実は群馬県前橋市にもみどころはたくさんあります。
県庁所在地が存在することもあり、都市型の機能を有しており、特に県庁に関しては、想像以上に魅力的な空間が広がっており、観光スポットとしても抜群でした。
他にもグルメ情報やアート情報、インスタ映えスポットなどもご紹介できればと思うので、ぜひ参考にしていただければと思います。
■動画で確認したい方はこちらから
1. 楽歩堂前橋公園&群馬県庁
明治38年に建設された市内最初の公園、楽歩堂前橋公園。
利根川を眼下にし、榛名山(はるなさん)・浅間山(あさまやま)・妙義山(みょうぎさん)の山並みを望む絶景の場所にあります。
園内には昭和34年、皇太子殿下のご成婚を記念して鶴舞う形の群馬県をかたどった「さちの池」をはじめ、芝生広場・中央児童遊園(るなぱあく)などがあり、市民の憩いの場として多くの方々に親しまれています。
また、さちの池西側河川敷を活用し、「親水・水上ステージゾーン」として、県の河川事業と一体で整備を行い、現在は、みどりの散策エリア(旧競輪場跡地)、日本庭園が公園としてオープンしているので、その味のある空間もとても素敵です。
そして、群馬県庁。
1996年12月に国の登録有形文化財となっている建築物としての価値もある建物です。
庁舎が登録有形文化財となった例としては群馬県庁が初めてで、その後、愛知県庁舎、静岡県庁舎、和歌山県庁舎、富山県庁舎、宮崎県庁舎・滋賀県庁舎、島根県庁舎などがあります。
現在の県庁舎は2001年に改築が完了し、33階建てで高さは153メートル。
都道府県本庁舎としては東京都庁舎に次ぐ高さで、県庁舎に限れば日本一でだとのことです。
32階には無料の展望台があるのも魅力的で、2020年には動画・放送スタジオ「tsulinos(ツルノス)」が完成。
職員が動画の撮影・編集に携わり「低コストでタイムリーな配信を心がけつつ、県の魅力を発信しています。
2. YAMATOYA COFFEE 32
「日本の風土に合う、日本人の味覚に合った珈琲をつくりたい」 という思いで、漢字で書く「珈琲」にこだわり、和の珈琲文化を探求し続けてきた”和珈琲”のカフェ。
群馬県庁展望フロアにある珈琲スタンドで、32というのは、32階のフロアを表しているようです。
1980年に約7坪の小さな骨董店を開業したことから始まった「大和屋」。
創業者の平湯(ひらゆ)さん出身地である長崎県の加津佐町大和の地名が店名の由来だとのことで、前職で大手コーヒー会社に16歳から約13年勤めていた経験を活かし、自分で焙煎した珈琲を、知人の喫茶店に卸したり、店で「おもてなしの珈琲」として提供していたことが、今へと繋がっているようです。
炭火で焼くと香りまでおいしくなる。
そんな日本の食文化にヒントを得てうまれた”木炭焙煎珈琲”が最大の魅力。
時代ごとの「おいしい」に合わせて、日本人の味覚に合う焙煎技術を追求しているとのことで、国内外の資格を持つ珈琲の専門家が珈琲豆を見極め、熟練した職人が細心の注意を払って焙煎しています。
豆の調達も、契約農家から厳選した豆を直接仕入れ、自社の焙煎工場で焼き上げているので、店舗に届くまでの全ての工程が、愛情あふれる店舗です。
<<カフェラテ>>
480円(税込)
<<ミョウギコーヒー>>
520円(税込)
<<ソフトクリーム(カフェモカ)>>
550円(税込)
営業時間:9:00-19:00
定休日:年中無休(お正月休み 12月30日〜1月3日)
3. 原嶋屋総本家
安政4年(1857年)創業、群馬県のソウルフード「焼きまんじゅう」一筋の名店。
小麦粉に米麹を入れ発酵させたふかふかの白いまんじゅうを竹串に刺してこんがりと焼き上げます。
赤味噌やザラメなどを使用した甘辛い秘伝の味噌ダレを何度も塗り重ね焼き上げるのがおいしさの秘密。
初代の生家を模して復元した上州民家風の建物も魅力的で、群馬土産にもぴったりです!
<<原嶋屋焼きまんじゅう>>
240円(税込)
営業時間:10:30-17:00 (売り切れ次第閉店)
定休日:火曜(祝日の場合は振替営業)
4. 登利平 本店
昭和28年に前橋に誕生し、「秘伝のたれ」と薄くスライスした鶏肉、ふっくらご飯のコンビネーションが抜群の「上州御用鳥めし」で有名な小料理店。
顧客・社員・会社の3者が利益を平等に登っていく、そんな意味を込めて名付けられた「登利平」。
昭和47年に弁当の分野で群馬県優良物産品の称号を得て、名実ともに「上州の味」へと成長し、ますます、その注目が高まっています。
鶏肉は、国産ひな鶏にビタミン・ミネラル分豊富な餌を与え、肉質のやわらかい低脂肪・低カロリーの健康で安全な質を保持しているとのこと。
パッケージもしっかり考えられていて、上品で女性や子供の小さい手でも片手で持って食べやすい大きさ、そして軽くて保温性が高く、食後の処分が容易なものを考案し、現在の形になったとのこと。
包装紙は上州のイメージを打ち出すために、上毛三山(赤城山・榛名山・妙義山)をイメージしているのも粋です。
イートインでは、広々とした和風の空間にて、テイクアウトでも高級感を感じつつ、お好みのスタイルで楽しんでみてください。
<<鳥めし松重>>
900円(税込)
営業時間:
・お食事 11:00~21:30
・ラストオーダー 21:00
・テイクアウト 10:00~21:00
定休日:なし
5. 西洋亭 市 前橋店
元祖ソースカツ丼の創家と言われる、1915年(大正四年)創業「西洋亭」の味を受け継いだお店。
店内はソースカツ丼屋っぽくない、カフェのような居心地のいい空間で、個性のあるインテリアや雑貨、背表紙で色合いを揃えた本棚がまたいい雰囲気です。
小説だけではなく、漫画もあり、ボードゲームなどもちらほらと。
まるで、実家にいるような暖かさを感じる空間になっていました。
メニューは、カツ丼とカツカレーのみのシンプル構成!
創業から守る秘伝のタレは、醤油ベースの上にお酢の効いた爽やかな後味が絶妙です。
先代の「トンカツとソースカツは別物」という教えのもと、カツはクリスピーの再現にこだわった一品。
健康・栄養面に配慮した雑穀米を使用しているので、女性客の利用も多いとのことです。
セルフサービスのフリードリンクがついているのも嬉しいポイントでした。
<<ソースカツ丼(2枚丼)>>
550円(税込)
※フリードリンク付き
営業時間:11:30-14:30
定休日:日曜日・月曜日
6. 広瀬川
「水と緑と詩のまち」まえばしのシンボルでもある広瀬川。
市街地の中央を流れており、天気の良い日には抜群のロケーションを望める空間になっています。
2022年の3月末までに再整備が行われていた広瀬川河畔緑地は、約1.2キロメートルに渡っており、遊歩道沿いには、萩原朔太郎を初めとする郷土の詩人の詩碑や萩原朔太郎賞受賞作品の一節を刻んだ石碑などが並ぶ「詩の道」にもなっています。
さらに、現在上野の東京都美術館で展覧会が開催され話題になっている、岡本太郎が制作した「太陽の鐘」も隠れた見どころになっています。
今回の再整備では、ベンチが52か所に、川を眺めながら飲食ができるカウンターテーブルが15か所に設置され、間接照明もついたので、夜にはロマンチックな空間になっているところも新しい魅力として、今後撮影スポットとしても注目されるのかなと思いました。
7. アーツ前橋
市街地中心部にある既存商業施設のコンバージョンをおこない、本格的な公共美術館として生まれ変わった建築が特徴的なアーツ前橋。
美術館を誕生させると同時に、街のにぎわいの創出につなげることを目的としている施設です。
創造的であること、みんなで共有すること、対話的であることの3つをコンセプトに、前橋の地で、芸術文化活動の支援や振興を担っています。
8. ROBSON COFFEE アーツ前橋店
コーヒー豆が持つ「果実としての味わい」を引き出す焙煎を心がけ、日々研究を重ねているスペシャルティーコーヒーへの愛が溢れるコーヒー店。
本店にあるドイツの老舗メーカー、プロバット社製の巨大焙煎機を使って、日々自家焙煎を行っています。
ここ、アーツ前橋店は、ガラス張りの外観と白が基調のおしゃれな内装が特徴的で雰囲気抜群。
「特別な時だけではなく、おいしいコーヒーが日常的にある新しいライフスタイルの在り方を積極的に提案していきたい」そんな思いで、アーツ前橋への来場客はもちろん、地域の方々の憩いの場になっています。
店主の山本さんは、前橋のまちなかで喫茶店を経営していた両親のお店を継ぎ、上小出に1号店をオープン。
2013年に誕生したアーツ前橋店は、前橋の中心地で立地も良いので、芸術鑑賞の後にほっと一息つくのはもちろん、広瀬川のほとりでテイクアウトを楽しんだり、さまざまな用途で利用できそうな街のシンボルになっていくのかなーと想像できました。
<<本日のコーヒー>>
450円(税込)
営業時間:
時間/ 10:00~18:30 ※短縮営業中
定休日:水曜日
9. GATEAU FESTA HARADA 本社工場
1901年(明治34年)の創業より120年の歴史を刻み続け手土産の定番と言っても過言ではないガトーフェスタ ハラダの本社工場。
予約なし、入館料無料で入ることができる工場見学ギャラリーでは、ガトーラスクの製造工程を間近で確認することができます。
クオリティへのこだわりを追求し、均質性、効率性を高めた独自の製造ラインでは、ガトーラスクの製造に重要なパン生地づくりや発酵、オーブンでの焼き上げまで、独自の設備でムラのない高いクオリティの製品を管理をしています。
人、資材、設備の導線を考え抜いた製造ラインにより、高崎工場と合わせ1日に100~150万枚生産されるガトーラスクは、もはや一つのアート。
出来立てホヤホヤのラスクの試食ができたり、本社工場の隣の本館限定のラスクやお菓子の販売もあるので、記念にぜひ購入してみてください。
【工場見学ギャラリー】
開館日:月曜~土曜(祝日含む)
開館 10:00
閉館 17:00(入場は16:40まで)
休館日:日曜、1月1日
入館料:無料
営業時間:
平日 10:00-18:00
土日祝 12:00-19:00
定休日:火曜日・たまに不定休