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エースが好投、打線は5発 サムスンが連勝で韓国シリーズへ王手<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
7回途中1失点と好投のウォン・テイン(写真:サムスンライオンズ)

公式戦2位のサムスンライオンズと、準プレーオフを勝ち上がったLGツインズが顔を合わせたプレーオフは、14日の第2戦が雨で中止。1日順延し15日に第2戦が行われた。

試合はサムスンが第1戦に続き2ケタ得点を挙げ、10-5で勝利し2連勝。韓国シリーズ進出に王手をかけた。

サムスンの先発ウォン・テインは初回に1点を喫するも、直球、チェンジアップ、スライダーいずれも安定したコントロールを見せた。大きなピンチを迎えることなく、7回途中104球を投げて7安打1失点でマウンドを降りた。

サムスン打線は序盤からエースを援護。4番ルーウィン・ディアスが1回裏に適時打、6、7回に2打席連続ホームランを放つなど、4打数4安打3打点の活躍を見せた。

また2番のキム・ホンゴンも2打席連続2ランを含む4打数3安打4打点を記録した。

プレーオフ第3戦は移動日を挟んで17日にLGの本拠地チャムシル球場で行われる。プレーオフは5試合3戦先勝制。

⇒ ポストシーズン日程表(ストライク・ゾーン)

◆「雨天順延後の今後の日程」

14日の雨天中止により1日順延したプレーオフ。今後、プレーオフが第4戦以前に決着した場合は、韓国シリーズは当初の予定通り21日に第1戦が行われる。プレーオフ第5戦が行われる際は、韓国シリーズは22日からとなる。

映像:ディアスの1本目のホームラン(KBO公式YouTubeチャンネル)

◇10月15日(火)の結果

・プレーオフ 第2戦

 サムスン 10 - 5 LG(テグ)

 勝:ウォン テイン

 敗:ソン ジュヨン

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「芹澤コーチがトゥサンからSSGへ」

SSGランダーズがコーチ8人との契約終了と3人の新コーチを発表。トゥサンベアーズの芹沢裕二バッテリーコーチ、かつてSSGの前身SKワイバーンズに在籍し、今季限りで引退のイ・ミョンギ元外野手(前ハンファ)らが加わった。配置詳細は今後決定予定。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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