家電量販店店員が教える!値引きしたくない客の特徴
家電を購入する際、価格交渉はしますか?
家電量販店の価格表示には「価格はご相談ください」や「さらにお安くします」などの文言が記載されていることが多いです。実際に家電量販店で働いてますが、だいたい3万円以上のものは値引きすることが前提で価格設定されている場合もあります。法人によって異なりますが、ほとんどの大型家電は値引きできるケースが多いです。
逆に1万円以下の細かい商品に関しては、値引きできないケースも多いので、あまり安いもので価格交渉すると一瞬で断られて終わりなのでお気をつけください。
そこで今回は実際に家電を買う際に、どのように値引きがされるのかと、どういう人に安くするのかをご紹介します。
値引きの仕組み
値引きの仕組みは、法人によって様々です。
大きく分けて二つあり、一つは商品によってここまで下げられるという価格が決まっていて、どの人が案内しても価格が同じもの。もう一つは値引きできる金額が従業員によって決まっていて、案内する人によって価格が変わるもの。前者はまとめ買いなどの値引きがない場合が多いです。
ただどちらにも共通して言えるのは、「価格の決定権は従業員が持っている」ということです。値引きできる金額が決まっている商品でも、結局どこまで引くかは従業員によって決まります。となると、従業員にどこまで引いてもらえるかが値引きの鍵になってきます。
値引きをしたくない人
従業員目線で、こういう人は値引きしたくないと思われてしまうと、たとえ値引きができても断ることも多いのでどんな人か紹介します。
いきなり価格の話をする
意外とやってしまう人が多いと思いますが、突然価格の話をされると、こちら側は警戒します。価格調査をする他店の従業員なのか、他の店で見た価格より安いか見たいのか、ただ安くしたいだけなのか。他店に販売価格は知られたくないため、あまり安い価格を伝えることはなくなります。
ここで警戒されてしまうと、なかなか最安の価格を聞けなくなります。
ネットより安いのに、値下げを求める
基本的に、ネットと店頭だとネットの価格の方が安い場合がほとんどです。ですが、たまに店頭の方が安い場合もあって、その時に値引きを要求してしまうと、従業員側からすると「断る理由」を作ってくれてありがとうという感じです。「ネットより安いので値引きできません」と胸を張って値引きしない理由を伝えられます。こうなってしまうと、この後にいくら何を言おうと値段を下げてもらえることは無くなってしまいます。
タメ口だったり、高圧的な態度
これは純粋にムカつくので、下げてやらんってなります。
他店も行くアピール
これは価格を下げさせようと言ってくる人がいますが、こちらからすると「下げたところで他店に行くなら下げる必要がないな」という結論になります。露骨に他店行くアピールはしないほうがいいと思います。最近は量販店同士で価格競争が激しく、売りたくてむやみに下げることは少ないです。こういう買い方をする顧客は自店舗にこれ以上来てほしくないので、安くできたとしてもほかの店に流すことも多いです。
ここまでこんな人には、安くしたくないとお伝えしましたが、続いてはどういう人に安くしてあげたいかをお話しします。
安くしたい人
仲良くなった人
これはおそらく1番効果的です。
価格の提示がなくても、少しでも安くして喜んでほしいと思ってしまいます。結局値下げをするのは人なのでそこは弱みになると思います。
説明を聞いて、買うことになった人
自身の接客で購入を決めてくれた人には、価格を下げて伝えてしまいます。やはり決めてくれると嬉しくなってしまうので安くしやすいです。
しかも、購入することになった商品が、予算を超えている場合はなるべく下げてあげたいと思います。
というわけで今回は家電を安く買う方法の紹介でした。詳しくは動画で紹介していますので、よろしければご覧ください。