【諏訪市】遊んだり、お喋りしたり…、末広にある「ゆめひろ」は、誰でも気軽に立ち寄れる場所だった!!
JR上諏訪駅近くの末広町を歩いていた際に見つけた青緑色ののれん。
「ゆめひろ」と書かれているけど、いったいどんな場所なんだろう?と気になり覗いてみると…。
入り口の案内ボードに「フリースペースです!!どなたでもご自由にお入り下さい」とあったので、お邪魔してみました。
中に入ると、外観からは想像できなかったほど広いスペースで、色々な物が整理され並べられていました。
出迎えてくださったのは石城(いしがき)正志さん。
特定非営利活動法人「末広プロジェクト」代表理事を務める「ゆめひろ」の責任者です。「ここはいったいどんなところなのか?」お話をうかがいました。
この場所が出来たのは、コロナ禍の前で2019年だそうです。
元々は地域でおなじみのラーメン店「テンホウ」が運営する中華料理店の店舗だったということで、厨房も一部はそのままのかたちで残っています。
今月27日(日)には、食を仲立ちとした楽しいひとときを過ごすイベント「みんなで食堂」(要予約)が開かれる予定なので、この厨房も大活躍しそうです!
ゆめひろでは、ボードゲーム大会、ストレッチ、レコードコンサート、まち歩き、プレイパークで遊ぼう、ビブリオバトルなど様々なイベントを催されているそう。
遊びや学びや癒し…多彩でビックリ!
ボードゲームは買いそろえたものが中心ですが、愛好家が寄付してくれることもあるそうです。
火曜日はゲーム愛好家が自らのボードゲームを持ち寄ってゲームをするイベントも。ボードゲームは多世代交流としても役立つツールだそうです。
みんなの居場所「ゆめひろ」には、3つの思いがあります。
1.子どもからお年寄りまで、みんなの居場所でありたい
2.食を仲立ちとして集い、語り、笑顔になれるように
3.…そして 生きにくい社会の、やさしい隠れ家になれたら、うれしい
「いろんな世代が住んでいる地域を問わず、気軽に立ち寄ってもらえる場所になれば。観光客がふらっと入ってきて休憩していくこともありますよ」と石城さん。
定期的に麻雀をしに来る4人の常連さんもいるそうです。楽しそうですね(笑)
大通りから少し脇道に入ったところに位置しているので、秘密基地のような雰囲気もあります。
2階もあり、学習室などに利用できるそうです。
1階はパソコンなどのお仕事でも利用できます。
利用は基本的には無料ですが、個人専用や貸し切りの場合には料金がかかります。また、開館時間外でも利用可能ですが、諸条件がありますので、詳細はお問い合わせください。
思った以上に多岐にわたる活動をされていて驚きでした。
私は諏訪市民ではないですが「誰でもOK」とのことなので、今後興味がある催しがあれば参加したいなあと思います。
みんなの居場所「ゆめひろ」
■住所:諏訪市末広1-11
■開館日:月~金曜日 13:00~18:30(臨時休館あり)
土曜日 イベント時のみ開館
■休館日:日・祝祭日(イベント時は開館)
■問い合わせ:0266-55-8734 特定非営利活動法人末広プロジェクト
■E-mail:info@yumehiro.org
■詳細HP