【新作登山ギア】注目のアイテム7選をピックアップ。
春夏の新作登山ギアが各社から発表されましたね。
注目テントからあの名品アイテムのリニューアルまで。情報をおまとめしてサクッとご紹介します。
- 新しいギアを探している
- この夏に登山装備を充実させたい
こんな方はぜひ記事をご覧ください。
【エバニュー】ブルーノートストーブ
エバニューからは新しいアルコールストーブが新登場。
同社のTi 400FD Cupへの収納を最優先に検討されたアルコールストーブのサイズは直径5cm、高さは約3cmと超コンパクトサイズ。
最大15mlの燃料を入れることができ、300-400mlの湯沸かしが可能です。
完全にソロ、湯沸かしメインの僕にとってこのサイズ感はうれしい。400ml沸かせれば、カップ麺でもアルファ米でも、フリーズドライでもなんでもござれです。
サイドバーナー式であるため別途ごとくは必要なし。これは推しポイントです。
徹底的に持てる荷物を少なくしようというエバニューのコンセプトが伝わります。
【ニーモ】ホーネット エリート オズモ1Pテント
ニーモからとんでもなく軽量なダブルウォールテントが発表されています。
インナー、フライ、ポールを合わせてなんと657g。
これまでみてきたダブルウォールテントでも、間違いなく最軽量クラスのテントです。
吊り下げ式の設営でY字のテントポール採用しています。
インナーテントはメッシュを採用しており、通気性は抜群。寒さにはどうなのか、ちょっと気になるところですが、その軽さは魅力的。
テント泊山行という重い荷物でも足取り軽く歩けそうですね。
【MSR】フリーライト1テント
MSRのフリーライトが従来よりも軽くなってリニューアル。(発売は2022年6月)
重量にして、約300g程度の軽量化を可能にしています。
前回が本体、フライ、ポールで900gだったのにたいして、今回は740gとなっているところに注目。
ニューモデルで目を引くのが大胆に湾曲カットされたフライシート。ムダを省く軽量化精神には脱帽です。
従来品と比較してもテント本体は大きくなりアップデート。それでいて居住空間を広げている点にはおどろきです。
【MSR】ハバハバシールド1
フリーライト同様に従来品よりもアップデートされたMSRの定番テント、ハバハバシリーズのテント。(2022年6月発売予定)
従来のハバハバテントってダブルウォールで1kgを超えてたんで、軽量とはいえ少し重たい印象はあったんですよね。
そんなテントが従来品よりも400g軽量化されて、リニューアルされています。(本体、フライ、ポールで950g)
前作と比較してテント本体のメッシュの量がだいぶ少なくなっていますよね。夏でも寒さの厳しい日本の山岳シーンにも対応した仕様に変更されているのが大きな変更点です。
フレームには安定のイーストン社サイクロンポールを採用しています。高耐久で強靭なポールで稜線上の幕営であっても安心して夜を明かすことができそうです。
【ミレー】トリロジーティフォンタフ ストレッチジャケット
ミレーの定番ジャケットであるティフォンシリーズに強度の高いモデルがラインナップされた。
こちらの製品はティフォンに強度の高い補強生地をあしらったモデルとなっているようです。
フードや腕周り(紺色部分)には補強生地、そのほかの胴体部分(黄色部分)には補強生地と比較してより優れた耐水圧、透湿性をもったティフォンタフⅡを採用しています。
微妙に厚みや素材を部位ごとに変えることで、丈夫さ、快適さを実現しています!これはほしいかも。
そこまでハードな雪山登山は行きません、という方は通常のレインウェアと兼ねることができてコスパよさそうですよ。
【ファイントラック】ドラウトクアッド ジップネック
ファイントラックが革新的な技術を集結させたという、一着。ドラウトクアッドシリーズです。
吸汗、速乾、生地強度、通気性。よくばりにもこの4つをすべて詰め込んだ高機能なベースレイヤーです。
生地表面は薬剤加工ではなく、生地そのものに吸汗性を持たせた特殊なポリエステルを使用。これにより、半永久的に汗を吸う機能を維持できるのだとか。
生地自体は3層構造で、肌表面の汗を外側に吸い上げてくれる仕掛けがあります。
そして絶妙な生地厚にも着目したい。適度に厚みを持たせることで、生地強度と通気性をバランスよく保っているようですね。
夏山の登山で必要になる要素を全部つめ込んだ夢のようなベースレイヤ。これは試してみたい。
【モンベル】バーサライトパック40
モンベルの軽量バックパックがさらに進化して登場した。
従来のバーサライトパック40の重量は710gであったのに対し、新作は480gに軽量化されています。
昨今の装備の軽量化したい層にリーチできるぐらいの軽さになっていると感じます。この容量なら十分すぎる軽さ。
雑誌からの情報によるとパッド類が簡素化されて、大きな軽量化につながっているようです。
過剰な荷物重量には注意ですが、このサイズ感だとテント泊登山でも十分に使えますね。
▼動画でも解説しております(チャンネル登録、お待ちしております!)
関連記事:これ、気になる!2022年春夏の新作登山ギア7選(ギアざんまいブログ記事へ)
【自己紹介】
ギアざんまいのりょうたです。登山の装備を整えたい方に向けて、山道具の話を中心に、登山・ハイキングの楽しみを広げる動画を投稿しています。
趣味も、没頭できることも、なにひとつなかった社会人時代。でも、営業先のお客さんに連れてってもらった登山。あの日みた景色をきっかけに、本当に人生が変わったんです。
夢や目標は、国内外のトレイルをお気に入りギアと一緒に歩くこと。自然の中に一歩踏み込んだ冒険的な山歩きが好きです。楽しく登山ギア談義ができるチャンネルにしたいと思っています。どうぞお気軽にコメントお寄せくださいね。