湿った布団の湿気を取る #専門家のまとめ
気温と湿度が連動して高まってくる季節。空気中に含まれる水分量は冬の比ではなく、そのせいで身の回りのものがどれもこれも「しっとり」を超えて「じっとり」してきます。毎晩寝る布団もしかり。どうしたらここを「からり」とさせられるのでしょうか。
ココがポイント
▼布団やベッドパッドの下に「調湿」「除湿」シートを仕込んで湿気を移動させましょう。
・ジメジメ梅雨が到来! 布団のカビを防ぐなら「調湿シート」がオススメ(家電Watch)
▼シーツや布団カバー、まくらカバーなど洗えるものは洗う。できれば布団本体も。そうして「湿り気」と嫌な「ベタつき」を排除しましょう。
・ふとんのダニ・花粉対策! “寝具”はこまめな乾燥&洗濯がカギ(LEEweb)
▼「部屋干し」できるのは洗濯物だけじゃない。布団も家の中で干してしまいましょう。
・雨風や花粉も影響なし! 布団を部屋干しするコツとおすすめアイテムを紹介(となりのカインズさん)
エキスパートの補足・見解
これからの時期、一度身につけた衣類を二度着ようとしても、湿っていたり臭ったり、ベタついたり。気分がいいとはいえず、即、洗濯してしまいたくなるでしょう。
ですから、肌の直接触れる布団周りのものも同じように、やっぱり洗濯してしまうのが嫌な「べったり」を「からり」とさせる早道です。
とはいえ寝具は大物が多いのでそう簡単ではありません。とりあえず「乾燥」させるのは、「洗う(+乾かす)」の代替、ある意味、時間稼ぎではあるのです。
それでも乾燥させないよりずっとまし。湿らせたままの布団は嫌なにおい(細菌繁殖)を発するほか、ダニやカビを育ててしまうからで、今どきの住居環境では、それは存外あっという間に殖えてしまうからです。
「黒いてんてん」の汚れがそこここにみられる布団は「カビ」ています。洗濯、乾燥(業者に外注)して対処する方法もありますが、個人的には買い替えてしまうことをお勧めします。