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新戦力2人が一発競演 万年下位のハンファが6連勝で単独首位に<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表/KBO取材記者
一発を放ち、ノ・シファンとハイタッチするペルラサ(写真:ハンファイーグルス)

30日のKBOリーグは4試合が17時開始。ハンファイーグルス-KTウィズ(テジョン)のみ14時開始のデーゲームで行われた。

試合は8-5でハンファが逃げ切り勝利。先発のフェリックス・ペーニャが5回95球を投げて3安打2失点。今季2勝目を挙げた。

ハンファは3回裏1死で2番ジョナタン・ペルラサがレフトへ3号ソロホームランを放ち先制。さらに死球と二塁打で1点を追加した。1死二塁となって5番アン・チホンのレフトへ1号2ランホームランでハンファは4-0と大きくリード。主導権を握った。

ホームランのペルラサとアン・チホンはどちらも今季新加入。アン・チホンはロッテジャイアンツからFA移籍し、ハンファと4年契約を結んだ。

ハンファは開幕2戦目の勝利以後6連勝。7試合を戦い6勝1敗で単独首位に立った。

ハンファは2018年の3位を最後にこの5年間は9位または10位と低迷。しかし今季はリュ・ヒョンジンのメジャーからの復帰をはじめ、新戦力の加入でファンの期待が高まっている。

映像:KBOハイライト 3月30日 ハンファ-KT(KBO公式YouTubeチャンネル)

◇3月30日(土)の結果

・トゥサン 8 - 0 KIA(チャムシル)

 勝:ブランドン

 敗:クロウ

・キウム 8 - 3 LG(コチョク)

 勝:ハ ヨンミン

 敗:イム チャンギュ

・ハンファ 8 - 5 KT(テジョン)

 勝:ペーニャ

 敗:オム サンベク

・サムスン 6 - 9 SSG(テグ)

 勝:エリアス

 敗:レイエス

・ロッテ 0 - 8 NC(プサン)

 勝:シン ミンヒョク

 敗:パク セウン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「キウムが連敗をストップ」

キウムヒーローズがLGツインズに勝利し、開幕から続いた連敗を4で止めた。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表/KBO取材記者

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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