現役教師が解説!落ち着きのある子のママがやっている「何気ない3つの声かけ」
「ねえママ、今日も先生に『おちついて!』って怒られちゃった...」
「何をやってるの!授業中は先生の話をちゃんと聞かないとダメじゃない!」
こうやって注意するのは何回目なんだろうと思っているママも多いのではないでしょうか。実は、教え子たちを見ていると、落ち着いている子には共通点があることに気づきました。
1. 自分の気持ちを言葉にできる
2. 周りの空気を読める
3. 自分を好きでいられる
こういう子たちは、授業中もじっと座っていられるし、友達ともうまくやれているんです。でも、これって生まれつきというわけではないのです。毎日の小さな積み重ねによって成長できる子も多いです。
そこで今回は、落ち着きのある子のママがやっている「何気ない3つの声かけ」を現役教師が解説します。
1. 困っていることを引き出す声かけ
「なんだかムズムズしてるみたいだね。何か困っていることがあるの?」
落ち着きがない子は、その子なりの理由があります。それを聞いてあげて、対応してあげると、意外とすんなり落ち着くことがあります。
NGな声かけ
「そんなことで怒るの?」
他の人にとっては、なんてことはないことでも、その子にとってはかなりしんどいことがあります。
2. 周りを見ることに気付かせる声かけ
「あれ?みんな静かだね。どんな感じがする?」
TPOに合わせて行動することも成長するに従って必要なことになります。このように声をかけると、子どもは自然と周りを意識するようになります。
NGな声かけ
「周りを見なさい!」
素直な子は、ただ見るだけになってしまうことがあります。これは、周りの様子について考えようはしていません。
3. 子どもの頑張りを褒める声かけ
「じっと座るのって難しいよね。でも、少しずつできるようになってきたんじゃない?」
子どもの頑張りを褒めてあげましょう。子どもには感情の波があるので、いつでもうまくいくとは限りません。でも、頑張っていることを褒めることによって、改善していくこともあるのです。
NGな声かけ
「どうしてできないの?」
この声かけは、親が思っているより、子どもを追い詰めるだけになってしまうことがあります。
まとめ
子どもの気持ちに寄り添い、周りに気遣いができるように声をかけていくことで、少しずつかもしれません、しかし、子どもの頑張りを褒めていくことで、子どもは成長していきますよ。
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