ミニトマトの支柱は百均アイテムが使いやすかった|中年オッサンのミニトマト栽培挑戦記⑤
★これまでのあらすじ
これまで家庭菜園など一度もやったことのない47歳のおっさんが、農家の方に貰ったミニトマトの苗をを育ててみることにした。インターネットで情報を集めながら、苦労しつつもなんとかミニトマトを無事に収穫できるまでのサクセスストーリー(の、予定)である。
中年オッサンのミニトマト栽培挑戦記⑤
第五話:【支柱を立てる】最初から失敗してた?ミニトマトの植え付けは計画的に~!
「支柱を立てなきゃいけないらしい…」とテツは呟きながら、インターネットで調べた情報を読み進めていた。
そういえば、畑とかで見かけるミニトマトには支柱があった。やぐらみたいに組まれた支柱やら、緑のネットやらとバリエーションがあるけども、支柱がないトマトは見たことがない。
そこで「ミニトマト 支柱 いつ」と検索したら、苗を植えたときから支柱を立てるものらしい。マジか。もう二週間近く支柱なしだったぞ!(やっべぇ)
●支柱の必要性と効果
ネット情報によれば支柱を立てる理由は主に以下の通りだ。
ミニトマトの成長をサポートする:ミニトマトの茎は成長するにつれて重くなり、地面に倒れてしまうことがある。支柱を使えば、茎がしっかりと立ち上がり、風や雨に耐えやすくなる。
病害虫から守る:地面に触れる部分が少なくなることで、土からの病気や虫害のリスクを減らせる。
日当たりを良くする:茎が立ち上がることで、葉っぱが重ならず、全体が均等に日光を受けることができる。
「なるほど、これは絶対に必要だな…」と、テツは納得しながら頭を掻いた。
●支柱の種類と立て方
さて、支柱を立てる方法は様々だ。テツは以下の方法を見つけた。
●1本仕立て
苗の側に1本の支柱を立てる方法、プランター栽培や露地栽培に適している。
立てた支柱に沿わせるように誘引しながら育てていくと良いので、比較的簡単。
●2本仕立て
苗の両脇に2本の支柱を立てる方法。
ミニトマトの主枝の他に、わき芽もじっくりそだてていく栽培に使用される。
1本の支柱は主枝を誘引し、2本目の支柱にはわき芽を誘引していくことでミニトマトの収穫量も1.5倍ほどアップする。
●3本仕立て
苗に対して3本の支柱を立てる方法。
真ん中の支柱に主枝を、両サイドの支柱にわき芽を伸ばして育てていく、2本仕立ての応用編みたいな感じ。枝が3本になる分、収穫量も多くなる。
●ピラミッド仕立て
タワー仕立てやループ仕立てともいわれる方法。
3本の支柱の頂点を束ねてピラミッドの様なカタチを作ってその支柱に枝をぐるぐる巻きつかせるように誘引していく。まっすぐ育てる時よりも枝が長くなるので、収穫量も増える。
●あんどん仕立て
支柱と支柱同士をつなぐリング支柱を使って、あんどんのような形を作る方法。
プラミッド仕立てと考え方は同じで、支柱とリング支柱に沿わすように枝を誘引していくことで、枝の長さを伸ばすことができるので収穫量アップが見込める。
「うーん、どれがいいかな…」と悩みながら、テツはとりあえず百均に行くことにした。
●百均で支柱を買ってみた
「百均は便利だな」と、テツは感心しながら支柱を手に取った。高さはどれくらい必要だろうか。調べたところ、ミニトマトの支柱は最低でも150cmくらいが理想らしい。
とりあえず買ってきたものがこちら。多分これで作れるハズ。
●思いつくままに支柱を組み立てる
大きな失敗をしたのは、支柱のことを一切考えないで苗を植えたこと。苗が奇数だったので、配置も適当になっていた。
今さら移動もできないし間引きもしたくないので思いつくままに支柱を立ててみる。
さっそく支柱を組み立てることにした。
とりあえず四隅に四本。
土に刺さなくても、箱の隅っこにねじ込むと土のう袋の圧力で固定される。これは便利。
柱を結束バンド(インシュロック)で組み立ててみた。なかなか具合がいい。好きなところに固定できるし、なにせ強力なので緩むこともない。園芸用品ではないけどもご愛敬。使えるものは使いたいのココロ。
横方向の支柱をいくつか固定したら、あとはソフトタイなるものでミニトマトの茎をやさしく固定してみた。
とりあえずの第一段階完了かな。
やり方があってるかわからないけど、あとは成長に合わせて誘引していけばいいかな??
茎を傷つけないように緩めに結び、成長を邪魔しないように注意を払った。
この構造なら横支柱も増やせるので、ミニトマトの成長に合わせて臨機応変に対応していこうかと思う。
支柱を立てたことで、ミニトマトはより安定して成長できるはずだ。これからもインターネットで情報を集めながら、少しずつ改良していくつもり。
こうして、テツのミニトマト栽培挑戦記は続く。支柱を立てたことで、ミニトマトの成長が一段と楽しみになってきた。果たして、無事に収穫の日を迎えることができるのだろうか。次回も乞うご期待!