仲邑菫三段 2連続タイトル獲得ならず
日本を離れ、韓国棋院所属となった仲邑菫三段(15)が12月中旬、女子棋聖戦、ハリム女子国手戦とふたつの決勝戦に臨みましたが、両方とも破れ、韓国での初タイトルとはなりませんでした。
海成女子棋聖戦(主催・韓国棋院)は、優勝賞金5000万ウォン、準優勝2000万ウォンで、プロとアマの16名によるトーナメント戦。
決勝三番勝負は韓国女子ランキング1位の崔精(チェジョン)九段(28)と仲邑菫三段で争われました。
第1局に勝った仲邑三段。第2局も中盤までで評価値を90%以上とし、youtubeで解説していた柳時熏九段が「これは菫さんの勝ちでしょう」と断言していたくらいの状況だったのに、崔九段の猛追に屈し大逆転負けをくらいます。仲邑三段は終盤、泣きながら打っていたといいます。気持ちの立て直しがきかなかったのでしょう。第3局も落とし、1勝2敗。崔九段の優勝となりました。
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