子育てママが注目する非認知能力って、ぶっちゃけ何⁈たった4ページのマンガで、しっくりきた!
子育てや教育に関わっていると、最近「非認知能力」という言葉を目にする機会が増えたように感じます。
「非認知能力を伸ばすことが大切です」なんて書いてあると、「なんかスゴいのかも⁈何かしなくちゃ!」って思いますよね(笑)
だから、非認知能力を育む遊び方が紹介されている本などを読み、子どもと一緒にやってみて、なんとなく「いい教育してるのかな~」と考えてはいたのですが、心の底では「なんのこっちゃよくわからない…」みたいなモヤモヤを抱えていました。
そんな私が「非認知能力とはこういうことだ!だから大切なんだ!」と、やっと腑に落ちたのは、あるマンガの例え話を読んだとき。
男の子は戦国武士の甲冑を見て、「あれ強そう」と思います。
教育でいう「認知能力」が、この装備に例えられているんです。
兜が国語や算数などの学力だったり、鎧が身の周りのことができる能力だったり。
兜や鎧などの装備は、目に見えて強そうなので、すぐにでも身に着けたいですよね。
だけど着る人に体力がないと戦えないし、使い方を知らないと宝の持ちぐされ…
装備がなくなってしまったら、「もうダメだぁ~」と、何もできなくなってしまうかもしれません。
だからまずは、体幹やインナーマッスル、いわば中身を鍛えます。
この中身が教育でいう「非認知能力」なんです。
ちなみに一般的に言われている非認知能力とは、意欲・粘り強さ・創造性・自己肯定・頼る力など。
中身が十分に育って、ようやく装備を上手に活かすことができるでしょう。
たとえ装備がなくなったとしても、工夫して生き残ることができるかもしれませんよね。
きしもとたかひろさんのコミックエッセイ(KADOKAWA)
「怒りたくて怒ってるわけちゃうのになぁ 子どもも大人もしんどくない子育て」
より引用いたしました
学童支援員として多くの小学生と過ごしてきた著者が、子育てに関する『気づいたこと』を、正解としてではなく一つの視点として描いたマンガです。
ちなみに今ご紹介した「非認知能力」の話は、「子どものどこが育っているか見るときに、ぼくが大切にしたいことのたとえ話」というタイトルの、たった4ページのくだり。
「非認知能力がどんなことかはわかったけど、じゃあどうしたらいいの?」
と思った方は、この本の中にたくさんのヒントを見つけられると思いますよ。
(答えではなく、あくまでヒント。子育てに正解はありませんよね)
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
いつも子育てお疲れ様です。子どもに関わる人たちの笑顔が、少しでも増えたなら幸いです。