【富士宮市】今年の恵方は西南西!若之宮浅間神社を経由して富士山本宮浅間大社に恵方詣り
節分が近くなると、よく聞くようになる『今年の恵方』…
恵方とは歳徳神(年神様)がいらっしゃる方向。
歳徳神とはその年の福徳を司る神様で、毎年方向が変わります。
2025年の恵方は『西南西』。
昔は、お正月には固定の神社にお参りする『初詣』よりも、年初めにおける吉方(恵方)にある寺院に参詣する『恵方詣り』の方が主流だったとも言われます。
自宅から見て恵方に当たる寺院に参詣するのが、江戸時代までの恵方詣りの形でしたが、交通網が発達した明治以後、恵方詣りの対象も郊外・遠方の有名社寺に広がりました。
競合する鉄道会社間による郊外・遠方の有名社寺への『恵方詣り』参詣客を誘引する宣伝合戦とサービス競争が始まりました。
そこで大正時代以後は年ごとに変わる恵方に対して、方角に関係のない『初詣』が主流になったそうです。
自宅から2025年の恵方『西南西』を調べましたが、かなり遠くに行かないと自分の求めるご利益が賜れる神社がない…
そんな理由で『恵方詣り』を諦めようかとも思いましたが、最初に目標とする神社へ直接向かわず、神社が恵方の方角になる地点まで出向き、そこから目標の神社に参拝することで、方違えになり、毎年、同じ氏神に恵方詣りすることができるそう!
富士山本宮浅間大社から、『西南西』の反対側に当たる『東北東』で目標になる場所を探すと…ありました!
『若之宮神社』は、富士山本宮浅間大社の御祭神、木花之咲耶姫命の第一王子火照命を祭っています。
富士山本宮浅間大社によく似た作りの社殿。
青空に映える朱色が印象的です。
若之宮浅間神社に参拝し、『西南西』にある鳥居から境内を出ます。
湧玉池にかかる橋を渡り西の鳥居から富士山本宮浅間大社境内へ。
いつもの『初詣』に『恵方詣り』の御利益も賜れそうです。
令和7年3月14日まで城山公園は、令和6年度社会資本整備総合交付金事業城山公園再整備工事で、野球場施設を新しくしているため、駐車場として開放されません。
毎年駐車場として開放される城山公園の一角にある『若之宮浅間神社』。
今年は、車の出入りがないので恵方詣りにゆっくりと立ち寄れるように、思し召しされたようにも感じました。
若之宮浅間神社
所在地:富士宮市元城町32-28
富士山本宮浅間大社
所在地:富士宮市宮町1-1