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【秋田県由利本荘市】かき氷の季節到来!「喫茶タングステン」で ”あの氷” 食べてきました

佐藤らなこ地域情報発信ライター(由利本荘市・にかほ市)

こんにちは!地域情報発信ライターの佐藤らなこです。

先週ぐらいから急に気温が上がりましたね。急いでストーブをしまい、汗だくでエアコン掃除をし、なんとか準備が間に合いました。

暑さに弱い私ですが、夏ならではの楽しみもあります。そのうちのひとつがかき氷!

というわけで本日は、由利本荘市にある「喫茶タングステン」の夏季限定メニュー”あの氷”をご紹介いたします。

喫茶タングステン

目を引く看板やのぼり
目を引く看板やのぼり

「喫茶タングステン」は、これまで2回ご紹介しております。その時の記事は、最下部のリンク先よりどうぞご覧ください。

場所をおさらいしますと、秋田地方裁判所本荘支部の隣で、羽後交通のバス停「鶴舞町」の目の前にあります。

創業52年目を迎えた「すずき写真スタジオ」に併設されているカフェです。

喫茶タングステンの入口
喫茶タングステンの入口

「喫茶タングステン」への入口はこちら。建物の真ん中にあります。今回の目的である”あの氷"の旗が風に揺らめいていました。

店内の様子

入口近くのテーブル席
入口近くのテーブル席

店内に入ると、右手にはカウンター席。そして反対側には2人がけと4人がけのテーブル席。茶色を基調としたインテリアがとても落ち着きます。

また、壁に飾られているポスターや写真もおしゃれ。美術館か博物館に行った時のようにひとつひとつじっくり見てみたくなります。

窓側のテーブル席
窓側のテーブル席

左奥に進むと、5人がけ、4人がけ、2人がけの席のテーブル席と窓側に4人がけの席があります。

私は、外の様子がチラリと見えて、自然の光が差し込むこの窓側の席がお気に入りです。


夏季限定”あの氷”

あの氷のメニュー表
あの氷のメニュー表

さてさて、今回は「喫茶タングステン」の夏季限定”あの氷”が目的。早速、メニュー表をチェックします。お~、味が15種類もある!

ところで、この”あの氷”って何なのかということですよね。

お店の方にお聞きしたところ、”あの”というのは、かつて由利本荘市大門にあったパーラーのメニューにあったかき氷のこと。その味と食感をイメージして考案されたことから、”あの氷”と名付けられました。

地域の方々にとっては昔懐かしく感じられるかき氷だそうです。「喫茶タングステン」では3年前から販売を開始しました。

あずきみるく

あの氷 あずきみるく(750円)
あの氷 あずきみるく(750円)

15種類も味があるので、どれにしようかちょっとだけ悩んだのですが、メニューに載っている写真に惹かれて「あずきみるく」(750円)を注文!

運ばれてきた”あの氷”がこちら。一般的なかき氷を想像していると「あれ?私、アイス頼んだっけ?」とも思うかも。丸い氷が器に盛られています。この形状が1つ目の特徴です。

削った氷を何らかの方法でギュッと丸くしているのかなと思ったら、丸い氷を作り出す専用の機械があるんだそうです。

自家製あずきた~っぷり
自家製あずきた~っぷり


「あずきみるく」には、氷の上には小豆がた~っぷり!この小豆は自家製で、お客様からは柔らかすぎず固すぎず、食感がいいと評判なんだそう。

涼しい店内では、急いで食べなくても氷が溶けてなくなる心配がないのがいいところ。ゆっくりじっくり味わいました。

でも「氷がけっこう溶けかかった最後の方っておいしいよね」とお店の方と意見が一致。小豆と練乳と氷がまざったところをすくって食べる瞬間には幸せを感じます。

いちごみるく

あの氷 いちごみるく(600円)
あの氷 いちごみるく(600円)

「いちごみるく」(600円)も人気ということで、”あの氷”を連続で2個食すことに...(笑)※お腹の弱い方、冷えやすい方は真似しない方がいいと思います。

もうひとつの特徴はご覧の通り、氷がシャーベット状になっていること。これも一般的なかき氷とは違うところです。

器の底にシロップた~っぷり
器の底にシロップた~っぷり


そしてこの「いちごみるく」を食べていて、ふと思い出しました。スーパーや商店に売っているカップ氷の練乳いちごのことを。

味や食感が似てるんです。昭和生まれの私にとっては子どもの時によく食べた味。大門にあったパーラーのかき氷はわからないけれど、懐かしさを感じました。


テイクアウトもできます

テイクアウトのミニのぼり
テイクアウトのミニのぼり

”あの氷”はテイクアウトもできます。あえて暑い外で食べるのもいいかもしれないですね。本荘公園もすぐ近くにありますし。ただし、熱中症にはお気をつけて。

暑い日には「喫茶タングステン」の”あの氷”で涼をとりましょう。ランチの後のデザートとしても良さそうです。

なお、”あの氷”の販売期間は現時点ではいつまでとは決めておらず、その時のお天気や気温を見てお知らせするとのことです。(※昨年は9月中旬頃までの販売でした)気になった方はぜひ「喫茶タングステン」へ行ってみてください。

【喫茶タングステン】
住所:秋田県由利本荘市瓦谷地29-4
電話番号:0184-23-2885
営業時間:9:00~18:00(L/O 17:00)
※平日限定ランチタイム11:00~13:30
定休日:不定休
駐車場:あり
公式ホームページ(外部リンク)
公式Facebook(外部リンク)
公式Instagram(外部リンク)
公式X(外部リンク)

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※本記事に記載の情報は、取材時のものです。

※本取材では「喫茶タングステン」様のご協力により、あの氷のいちごみるくを無償で提供いただきました。本記事制作にあたってはガイドラインに基づき公平中立に制作しています。

地域情報発信ライター(由利本荘市・にかほ市)

生まれも育ちも秋田市。夫の転勤に伴い、2022年より由利本荘市在住。おいしそうなものや楽しそうな場所、おもしろそうなことにいつもアンテナを張っています。元旅行会社勤務の視点と住民目線との両方から由利本荘市とにかほ市の魅力を発掘し、ワクワク楽しくなる情報をお届けします。

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