作ってみたいけど難しそうで敬遠している方必見!韓国発祥の軽くて丈夫なキルトで作るヌビバッグをご紹介
こんにちは!neige+の猪俣です
今回紹介するのは、流行りのヌビキルトを使った大きなトートバッグです。50cmで届いたキルトをそのまま使用し「生地を横向き」にしてレシピを紹介しています。
実は私もヌビキルトで何度もバッグ作りにチャレンジしてきましたが、途中で挫折すること数回。ようやく皆様に仕立てやすい、且つおしゃれに仕上がるレシピを紹介できるようになりました。皆様の苦手意識が克服できるようなレシピになっていたら嬉しいです。
特に今回は初心者さんでも作りやすい工夫をしていますので、是非この機会に仕立てのいいヌビバッグ作りを楽しんでくださいね!
ヌビキルトは韓国発祥のキルティング生地。元々は手縫いで仕立てていたそうです。軽くて丈夫!ということもあって、普段使いのバッグや、マザーズバッグにも人気の素材です。
今回は敢えて内布をつけずに、ヌビキルトの素材を活かし仕立てられる工夫をしていますので、是非作り方を参考に作ってみてくださいね!
(仕上がりサイズ たて36cm 幅 上部52cm 底32cm 底マチ20cm)
マザーズバッグや旅行バッグにも便利に使っていただけるたっぷりサイズです
今回の工程は下記のとおりです
1.使用する素材の紹介
2.持ち手を作る
3.合印をつける
4.口布を縫う
5.本体を縫う
6.縁取り布で縫い代を包む
それでは早速始めていきましょう
こちらの記事では「neige手作りのある暮らし」youtubeチャンネルで紹介しています作り方動画を読む記事にして紹介しています。動画も合わせてお役立ていただけますと嬉しいです
「準備するパーツの紹介」
・本体1枚 たて96cm よこ54cm (ヌビキルト)
・口布2枚 たて8cm よこ54cm (シーチング)
・持ち手各2枚
幅4cm 長さ54cm (ヌビキルト)
幅9cm 長さ54cm(シーチング)
・縁取り布2枚 幅4.5cm 長さ50cm(少し長めにしています)
*今回は届いた50cmの生地に余分に含まれていた4cmをそのままサイズに加えています。50cmぴったりで届いた場合は、本体の幅、持ち手の長さはそれぞれ50cmになります
ミシンの縫い目の長さ 4.0
ミシン針 14番
ミシン糸 普通地用
1.使用する素材の紹介
・7m mピッチの刺繍入りヌビキルト
・シーチングコットン
2.持ち手を作る
持ち手をそれぞれ中表に重ねて両サイドを1cmずつ縫い、細長い筒状にします
挟める紐通しなどを使って表に返し、アイロンでシワを丁寧に取ります
際を縫います。持ち手はこれで完成です
3.合印をつける
口布の中央に合印を入れます
本体の中央に合印と、左右に7cmずつ持ち手付け位置の合印をつけます
本体の底中央から10cmずつ左右に合印をつけます
4.口布を縫う
本体の生地を裏面にして持ち手を表にして合印に合わせます。端から1cm縫って仮止めします。
更に口布を裏にして重ね、両サイド2cmのところを縫います
縫い終えたところです
両サイド、重なりが厚くなる部分は1cm切り落としておきます。この時にミシン目を切らない程度に際を切ります
縫い代ごと表側に倒して、端から5m mを縫います
縫い終えたら裏にし、布端を突き合わせにしてアイロンで折り目をつけます
待ち針でとめて、際を縫います。反対側の重なり合う部分は高さが揃うように意識すると、仕上がりが綺麗になります
際を縫います
5.本体を縫う
底の合印でジャバラに畳みます
両サイドを7〜8m mで縫います。重なり部分は返し縫いをします
6.縁取り布で縫い代を包む
縁取り布を重ねて上下3cmほど余分に残して切り落とし、縫い代を包みます
反対面はこのようになります。両脇を1cm縫います
両端は包むようにして畳みます
際を縫います
縫い代を包む方法にすると1枚布でも綺麗に仕上がります
表にするとジャバラで畳んだ部分が三角マチになって現れてきます
ガバッと広げて大きく使えるトートバッグになっていますので、マザーズバッグや旅行バッグにもぴったりなサイズになっています。お好みでアレンジも楽しんでくださいね
今回は届いた50cmのヌビキルトをそのまま生かして、生地を横向きにして仕立てる方法を紹介させていただきました。生地が余分にある方は、縦方向にして作ってみてくださいね
最後までお読みくださりありがとうございました。
皆様が必要と思われる時にこちらの作り方が参考になれば幸いです
手芸講師 猪俣友紀