【川崎市中原区】イダイモールの「かすが たから舟」の上にぎりでお腹いっぱい♪ 惜しまれつつ閉店へ…
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さて、本日は新丸子のイダイモールにあるこちらのお店が、来月閉店してしまうという噂をきいて、あわてて駆けつけました。
かすが たから舟
イダイモールの中程にある、お寿司屋さん「たから舟」さん。
この場所に移る前は、現在コスギカレーがある辺りで「春日寿司」という屋号でお店をなさっていた、というお話も聞きました。
この日は、ランチタイムの始まる12時より少し前に行ったのですが、私たちの前に二組ほどお待ちになっていました。
12時になって、中からお母さんが「どうぞ」と出ていらっしゃいました。
6席あるカウンターへ。4人がけのテーブル席も3卓ありました。
ランチのメニュー
ランチのメニューは、特上(3,000円)と、上(2,000円)があります。
連れて行ってくれた友人がボリュームがあると言っていたので、上にぎりにしました。他のお客様もほとんどが上を頼んでいました。
大将は、とても手際が良く、どんどんお寿司を握りながら、いろいろな話をしてくれます。
築地での仕入れのことや、お寿司屋さんでの注文の仕方など、昔気質の大将のお話は勢いがありとても面白いです。
「毎朝築地で仕入れて来るんだよ。だからどうしても店開けるのは12時になるんだ。」
カウンターのはじっこに大将ご自慢のまぐろが。「このカマとろはうまいよ」と大将が太鼓判をおします。
上にぎり
きましたー!
このボリューム。
頼むときに大将が「量があるけど食べられる?」って一人一人(特に女性には)聞いていたので、覚悟(笑)はしていましたが、予想以上のボリュームです。
「食べられない人には小さく握るんだけど、そうするとネタも小さくなるんだよ」と大将。
ネタは大きい方がいいので、がんばって食べましょう!(笑)
特上にぎり
私たちは二人とも上を頼んだのですが、量はかわらないので、特上にすればよかったです。ネタがひとつひとつ違いますものね。
隣に座っていた優しい男性が、快く特上にぎりの写真を撮らせてくださいました。ありがとうございます!
軍艦の上のネタがこぼれてます。(笑)
さらに、こちらは、友人男性が別の日に頼んだ特上にぎり。手前の光物のネタが違いますね。
ちなみに、男性には細巻きが切らずに二本出て来ます。
女性だと上にぎりの写真のように、カットしてくれるんです。昔気質の大将ならではの心遣いなんですね。
自慢のカマとろ
このカマトロの脂の乗り方!! これは絶対食べた方がいいです。
大将は「特上はほんとは3000円なんかじゃ食べられないレベルのネタなんだよ」と言っていました。
いや、まさにその通り。
次は、必ず特上を食べにこなきゃね。
帰りにお母さんが「大将いくつにみえる?」とお尋ねになるので、60代に見えるけど、引退されることを考えると、70代かなあ、と考えていたら、なんと「80歳よ」と。
ぜんぜん見えません。(汗)
大将に優しく厳しく鮨店のお作法を教わりながら、カウンターでいつまでもお寿司が食べられたらいいんですが、長年やってこられたたから舟さん、3月末で幕を降ろすということです。
大将の握るお寿司が食べたい方は、早いうちにぜひ訪れてみてくださいね!
たから舟 かすが
住所:川崎市中原区小杉町1-520-6
電話番号:044-733-7002
営業時間:ランチ=12時〜14時、ディナー=17時30分〜20時
定休日:月曜日、火曜日
アクセス:東急東横線新丸子駅西口より徒歩3分