クリスマスシーズンに向けたスイーツビッフェがスタート！

　コロナ禍で休止や縮小気味だった、ホテルの食べ放題もこの夏からほぼ通常状態になり、フルーツがおいしくなる秋ごろからはどこもスイーツビッフェに力を注いでいます。ホテルのスイーツビュッフェが年間でも一番華やかになるのが、12月後半から1月半ばまでにスタートすることが多い“いちご”。

　今回、コンラッド大阪の試食会に参加させてもらったのですが、そのいちごではなく、前哨戦的なクリスマスがテーマのビュッフェ。大人が楽しめるスイーツビュッフェだったので紹介したいと思います。

　会場はコンラッド大阪40階のアトモス・ダイニング。

　落ち着いた空間でスイーツを楽しめます。

　アーティスト・増田セバスチャン氏のアート作品「MESSAGE OF GREEN」にインスパイアされたアートなイメージが、今回のスイーツビュッフェのテーマ。

さまざまなアプローチでおしゃれな華やかなスイーツを用意。

　ビュッフェテーブルもテーマに沿った、構成になっています。

　華やかな色が使いが楽しいバラエティ豊かなスイーツは、約20種。

　右上から時計回りにマフィンツリー、ラズベリームース ローズの香り、2種のクリスマスカラーチョコレートなど、今回は、チョコレートをベースにしたスイーツが多め。

　タルトやホールケーキ、マカロン、ゼリーなど、アレンジされた定番スイーツもズラリ。

食べるべき6品をピックアップ！

　バラエティ豊かなスイーツの数々ですが、全部食べるのはなかなか大変。そこでこれはおさえといたほうがいいという、食べるべき5品をピックアップしようと思ったら6品になりました。

ジンジャーマン生チョコレート

煙突に足を突っ込んだジンジャーマン模したスイーツ。

　ジンジャーマン自体は、キャラメル味の板チョコ。ピンクのチョコクリームは想像以上にねっとりとしています。食べ終わった余韻もチョコレートで、食感が違う3種のチョコを楽しむことができました。

フラワーブルーベリームース

　グリッターを散りばめられた紫がかったスーパーボール型のスイーツ。

　台座のスポンジ生地以外の大部分がムース。このムースがかなりミルク感があり、好みにドンピシャでした。

紅玉リンゴのオーナメントロリポップ

　ディスプレイも楽しい、いわゆるチュッパチャプス型のスイーツ。

　チョココーティングの中には紅玉リンゴとホワイトチョコ。甘くてミルキーなホワイトチョコとリンゴがうまくまとめられています。食べやすいのも魅力。

フラワーブリュレタルト

　タルト生地の上にブリュレをのせてその周りにマシュマロを配しています。村上隆さんの作品に出てきそうなスイーツ。

　見た目以上にたっぷりのブリュレは、カスタードクリー厶的な味わいとなめらかな舌触り。マシュマロとの食感のコントラストも楽しく感じます。また、濃厚なクッキーな的なタルト生地が絶品でした。

ブッシュドノエル

　こちらのブッシュドノエルは、流木風。森永の小枝が巨大化したようなイメージです。

　カットすると普通のロールケーキサイズ。ふんわりとしたチョコレートのスポンジにチョコレートとクリームが巻き込んでいます。

　カカオの香りを感じながら、ふわふわと口の中で溶けていきます。

Holy Night ストロベリーケーキ

　この黒いドーム状のものが、実はイチゴショート。

　食べてみると、甘さ控えめのクリームとふんわり軽いスポンジのイチゴショート。黒いルックスとは裏腹な、期待を裏切ぎるおいしさイチゴショートでした。

定評のあるアイボリーも必食！

　コンラッド大阪のスイーツビュッフェは、セイボリー（軽食）のおいしさにも定評があります。クリスマス仕様のスイーツ同様、セイボリーのビュッフェテーブルも華やか。

　クリスマスシーズンということで、チキンメニューもスタンバイ。若鶏のロースト　クリスマススパイス風味は、やわらかさ香ばしさが魅力。緑のズッキーニと赤いミニトマトのクリスマスカラーのロースト野菜で彩られいます。

　はっきり見えないのですが、油揚げのような薄パリなピッツァが、ピッツァフリッタ。スライスされたパルミジャーノがたっぷりのっていておすすめです。

　ほかに、牛のすね肉をたっぷりの黒コショウと赤ワインで煮込み、ポレンタを添えた「牛肉のペポーゾ」や「カサレッチェパスタ」など、温かいセイボリーも用意。総料理長こだわりのイタリア料理が合計8種そろいます。

しっとりと落ち付いた雰囲気で楽しめるおとなのスイーツビュッフェ！

　ドリンクは、コーヒーや紅茶が飲み放題。Instagramに投稿するとスパークリングワイン（グラス）をプレゼントしてもらえるサービスも用意されています。

　今回は、全体にチョコレートを使ったスイーツが多め。そこにローズやスパイスを加えたり、意外な見た目の演出をするなどの個性を出しています。また、甘さ控えめのスイーツも多く、上品なセイボリーも含め大人が楽しめるビュッフェとなっています。

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