「ティーグラウンドでアプローチの練習をするのはルール違反?マナー違反?」詳しく解説します!
ラウンド中のティーショットの待ち時間に、ティーグラウンドでアプローチの練習をしている人もいるだろう。「これってルール違反じゃないの?マナー的には良いの?」とよく議論されることだ。そこで本記事ではこの議題について、ルールとマナーの両方の観点から詳しく解説したい。
まずルールの観点から考察すると、これはルール違反には当たらない。
ゴルフ規則ではプレー中のホールにおけるストロークのテスト(パッティングやアプローチ)は禁止されているが、ホール間の練習として「終了したばかりのホールのグリーン、練習グリーン、次のホールのティーイングエリア、及びそれらの近くでパッティングやチッピングの練習をする」ことは認められている。
ただし競技やコースによってはローカルルールでこれらの行為を禁止している場合もあるので、事前に確認しておくべきではあるだろう。
続いてマナーの観点から考察すると、あまりお勧めできたマナーではないと筆者は考えている。特にティーグラウンドでのアプローチ練習で芝を削ったりする行為は御法度だ。来場者数が多くティーグラウンドでの待ち時間が予想され、この待ち時間を使ってアプローチの練習をしたい場合は、あらかじめコースにその旨の許諾を取っておいた方が良いかもしれない。
まとめるとティーグラウンドでアプローチの練習をするのは基本的にはルール違反ではないが、マナー違反には該当する可能性があることを知っておいてほしい。
<関連記事↓クリックしてチェック>
【要注意】スタート時間ピッタリにティーグラウンドに到着!実はこれルール違反で2打罰になります!