垂水区塩屋の住宅街に、黒壁にアンティーク風の外灯が目印の小さなお店があります。

本場イギリス仕込みのスコーン専門店「塩屋SCONE(しおやスコーン)」です。

複数メディアに掲載される人気店

雑誌やブログなどでも多数取り上げられているこちらのお店。

私も以前、別の記事で紹介したことがあるのですが、その際に購入したスコーンがこちらです。

美味しそうだし、可愛いですよね。

時々思い出して、食べたくなります。
素朴でほんのり甘くて、優しい優しい味なんです。

お店のInstagramをチェックしていたら、今なら「本日のスペシャル」として「桜スコーン」を販売していると知った私。

「食べてみたい…気になる…」
気持ちが抑えきれず、すぐにお店に向かいました。

細かいところまでお洒落な店舗

数ヶ月ぶりに見た外観は、記憶に残っていた通り、細部に至るまでお洒落。

黒の面積が多いのでシックな印象を受けますが、同時に家庭的な優しい雰囲気も漂っているから不思議です。

スコーンを敷き詰めるようにディスプレイしている窓。
眺めていると、順番待ちすら楽しい時間になります。

こんなにセンスの良いお店を、オーナーさんがDIYで作ったというから驚きですよね。

さっそく中に入ってみました

中に入るとすぐに注文をするカウンターがあって、その向こう側には、焼き上がったスコーンやオーブンが置いてありました。

壁紙や天井も個性的。やっぱり素敵です。

ジャムやはちみつも販売しています。

はちみつは、キルギス共和国で採取された非加熱のもので、抗菌殺菌作用が高く、体にとても良いのだとか。

まとめて買って冷凍保存もおすすめ

この日販売していたスコーンは全部で7種類。
※全て税込価格で記載

• プレーン (170円)
• おから (180円)
• チョコ (180円)
• チョコチップ (210円)
• 紅茶 (210円)
• 抹茶ホワイトチョコ (220円)
• 本日のスペシャル / 桜スコーン (230円)

冷凍保存ができるそうなので 、「桜スコーン」の他にもいくつか購入することにしました。

マイバッグを持参したら20円引きしてくれたので、ちょっと得した気分に。
スコーンの上手な温め方が書かれた紙ももらって、さっそく家に持ち帰ります。

「桜スコーン」をいただきました

購入したのはこの4つ。

今日は楽しみにしていた「桜スコーン」を食べようと思います。
後は冷凍庫へ。

ピンク色がとってもキュートです。

そのままでも美味しいと思いますが、ふわふわっとした食感を楽しみたかったので、温めて食べることに。
紙に書かれた方法に従うと、表面はサクッ、真横に割るとふわふわっと温めることに成功しました。

「桜スコーン」には少しおからが入っていて、もちもちとした食感も特徴です。
一口ほおばると、優しい甘さと桜の香りがふんわりと口に広がり、自然と頬がゆるみます。
急に春が舞い込んできたみたい。

上にのった桜の塩漬けあたりを食べた時には、春らしい香りと塩味をより感じて、
「おぉ～！」
と、テンションがあがってしまいました。

「安全なものを日常に」という思い

温め方が書いてある紙を裏返すと、こちらの面にはオーナーさんのメッセージが綴られています。

4人の子育てって、想像しただけでも大変ですよね。

でも、だからこそ、安全で美味しいスコーンを人々の日常に届けるという仕事に着手されたオーナーさん。

「食生活を大切にするって、口で言うより簡単じゃない」
理想になかなか追いつけない私達の背中を、そっと押して、そっと応援してくれている。
そんな気持ちになりました。

みんなが並んで買いたくなるのも納得…。