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【保育園ではできればやめて!】実は保育士が困っている保護者の行動5選

ぽん先生保育士

こんにちは!ぽん先生です。

「少しでも楽しく子育てを!」をモットーに、子育てや育児に関する情報の発信を行っている現役の保育士です。

皆さんは保育園で保育士からやめてほしいと何かお願いされたことはありますか?

実は保護者の方々が知らずにやっている行動で、保育士が困っていることがいくつかあるのです。

そんなわけで、今回は実は保育士が悩んでいる保護者の行動5つをご紹介していきたいと思います。

※動画は1分49秒です。

こんなことに悩んでいた!

保育士は一体保護者の方々のどのような行動に悩んでいるのでしょうか。

1 持ち物に名前を書かない

保育士あるあるで、「匂いを嗅いで誰の持ち物かを当てる!」なんて技がよく紹介されますが、名前のない持ち物は持ち主を探すのにすごく時間がかかってしまうことがよくあります。

名前を絶対に書いていただくだけでなく、時間が経って見にくくなったものは再度書き直していただけると嬉しいです。

また、知り合いから譲り受けたものを名前を書き換えないまま保育園に持ってくるのも同様です。

2 きょうだいが休みなのに保育園へ来る

語弊のないように最初にお伝えしますが、きょうだいが休んでいたとしても保育園へ登園することは全く問題ありません。

しかしながら、「お姉ちゃんや弟は家にいて良いのにどうして私は保育園に行かないといけないの!?」という想いはどうしても出てきてしまいます。

すると、登園時にグズグズしたり、日中に気持ちが崩れやすかったりすることが多くなってしまうため、可能であれば一緒に休んでいただきたいというのが本音です。

3 仕事をこっそりと休む

今は保護者支援という観点から、「お仕事のない日は絶対に保育園を休んでください!」とは言わなくなってきています。

一方で、災害時のような緊急事態に保護者の方がどこにいるか分からないという状況は保育園としては非常に困ります。

そのため、仕事が休みでどこか出かける場合には、必ず行き先や連絡先を予め伝えておいていただけたらと思います。

4 連絡が取れない

例えば、発熱や嘔吐のような体調不良の時にはお迎えをお願いするために電話をしますが、この電話が繋がらないと非常に困ります。

子どもにはみんなと同じ保育室に居てもらうわけにいかないため、事務室などで過ごしてもらうことが多くあります。

その際に、連絡がつかないとお迎えをお願いできないだけでなく、「いつまでここに居ないといけないの?」と子どもも不安になってしまいます。

特に体調が良くないときは気持ちも崩れやすくなるため、不安な気持ちが強くなりやすいのです。

そのため、保育園からの連絡は必ず取れるようするか、すぐにかけ直していただけると助かります。

5 登園時にいつまでも子どもから離れない

保育園に慣れるまで、登園時に保護者と離れることは子どもにとってもすごく辛いことです。

しかし、その時にお父さんお母さんがなかなか離れてくれなかったり、1度気持ちに整理をつけて「よし頑張るぞっ!」となったところでまた戻ってきてしまったりすると、その後どうしても子どもが気持ちを切り替えにくくってしまうのです。

子どもが笑顔で登園できるようになるまでは親子ともに不安や心配な気持ちが強いと思いますが、朝の受け入れ時間はさっと離れてもらった方が、子どもたちの気持ちも軽くなります。

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保育士

東京都で働く保育士。「少しでも楽しい子育てを!」をモットーに活動中。

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