【NHL】試合時間は5時間44分!第1戦からファンは寝不足に?
5月18日(現地時間)に開幕した、NHLスタンレーカップ・プレイオフのカンファレンス・ファイナル。
イースタン・カンファレンスのファイナル第1戦は、カロライナ・ハリケーンズの本拠地であるPNC アリーナ(ノースカロライナ州ローリー)で行われ、第4オーバータイム(延長戦)に持ち込まれる大接戦となり、フロリダ・パンサーズが3-2でカロライナ・ハリケーンズを破り、初戦を制しました!
アイスホッケーは、通常、一つのピリオドを20分として、第3ピリオドまで行い、勝敗を決します。それでも勝敗が決しない場合、NHLのプレイオフでは、オーバータイム(延長戦)として、20分のピリオドを、勝敗が決するまで果てしなく行います。
第1戦は、第4オーバータイム、つまり第7ピリオドにまでもつれ込む大接戦となりました。1つの試合が第3ピリオドまでなので、第1戦だけで、2試合以上の試合をしたことになります。
午後8時10分(現地時間)に始まった試合が終了したのは、日付が変わった5月19日午前1時54分でした。
観客席のファンも、かなりお疲れのご様子…。
NHLプレイオフでのオーバータイムでの記録は以下の通り。
この日の第1戦は歴代6位。
まだまだ上がいるようです…
この試合でのアイスタイム(氷の上でプレイした時間)ですが、プレイヤーで一番長かったのは、フロリダ・パンサーズのディフェンスであるブランドン・モントールの「57分27秒」。
また、交代することなくゴールを守り続けたフロリダ・パンサーズのゴーリーのセルゲイ・ボブロフスキーは、65本のシュートを受け、実に、139分47秒もの間、ゴールを守り続けました。
アイスホッケーは、「1分プレイすると交代」と言われるほど、激しいスポーツ。
NHLの選手の体力は、並外れたものであるに違いありません。
第2戦は、1日おいた5月20日(厳密には翌日?)に、同じくPNCアリーナで行われます。