【習志野市】稽古の後は美味しいちゃんこ「阿武松部屋で学ぼう! すもう教室&ちゃんこ会」開催されました
2024年8月7日、「阿武松部屋で学ぼう! すもう教室&ちゃんこ会」が開催されました。このイベントは公益財団法人習志野市文化スポーツ振興財団の主催で、習志野市内に住んでいる、または通っている小学生とその保護者を対象に行われました。
事前の抽選申込予定数を大幅に上回り、最終的に約3倍の倍率となる人気ぶり! 当日は暑さにも負けず元気な参加者たちが集まりました。受付を済ませた参加者は、まずお相撲さんにまわしを締めてもらい、稽古部屋へと向かいます。
部屋に入る際には「よろしくお願いします!」と元気な挨拶をし、裸足で入ります。阿武松親方からの挨拶では「阿武松部屋へようこそ!相撲の稽古をしっかり学び、美味しいちゃんこを楽しんでください」と温かい言葉が送られました。
最初に行われたのは準備体操です。相撲の基本である四股の踏み方から指導が始まり、体をしっかりとほぐしていきます。
次は股割です。お相撲さんの柔軟性に「すごーい!」と歓声があがりました!
柔軟体操やすり足などをやった後はお相撲さんと1対1のぶつかり稽古に挑戦。「はっけよーい、のこった!」の掛け声とともに、子どもたちは力いっぱいお相撲さんに挑みます。
体重の軽い子は、片手で簡単に持ち上げられてしまう一幕も。
1対1では敵わないため、今度は3人がかりで挑みます!
それでもお相撲さんはびくともしません。最後は全員で力を合わせてお相撲さんにぶつかり、ようやく軍配は子どもたちに。
その後、稽古の締めくくりとして記念撮影が行われ、みんなで「どすこい!」のポーズを決めました。
さて、お次はお待ちかねのちゃんこタイム。この日は塩ちゃんこが振る舞われました。
ちゃんこの準備は、子どもたちが稽古をしている間に着々と進められており、1回のちゃんこに鶏肉10キロ、キャベツ10玉も使うんだそう。
塩ちゃんこはさっぱりとした味わいで、野菜もたっぷり。お相撲さんから「おかわりいかがですか?」と声をかけられ、大人も子どもも箸が進みます。
保護者の方々からは「子どもに新しい経験のきっかけを与えたかった」「子どもの輝く顔が見られて嬉しかった」という声が寄せられ、
習志野市に相撲部屋があることを今回初めて知ったという方もいらっしゃいました。
この日の体験が、子どもたちにとって夏休みの素晴らしい思い出となるといいですね。
食事の後は、お相撲さんへの質問コーナー。子どもたちは「どんなスポーツをしていたの?」「朝ごはんは何を食べているの?」といった質問を投げかけ、お相撲さんは一人一人丁寧に答えてくれました。最後に阿武松親方から部屋の近況報告があり、「毎朝6時半から稽古をしているので、興味があればいつでも見学に来てください!」と未来の力士たちへのメッセージが送られました。
最後に、今回のすもう教室で稽古の相手をしてくれた力士の方々の紹介です。9月8日(日)からは9月場所が始まります。ぜひ、阿武松部屋を応援しましょう〜!
(番付・出身地・四股名)
幕下・東京都足立区出身・二本柳(にほんやなぎ)
幕下・大阪府枚方市出身・勇磨(ゆうま)
幕下・高知県高知市出身・土佐緑(とさみどり)
幕下・岩手県滝沢市出身・秋良(あきよし)
幕下・東京都葛飾区出身・荒雄山(あらおやま)
序二段・愛知県一宮市出身・稲葉(いなば)
三段目・神奈川県横浜市出身・隆志(りゅうじ)
三段目・千葉県船橋市出身・大志松(だいしまつ)
序二段・福岡県福岡市出身・大天真(だいてんしん)
序二段・千葉県船橋市出身・益湊(ますみなと)
床山・長野県小諸市出身・床雄(とこゆう)
呼出・千葉県市原市出身・仁(じん)
※このイベントは写真撮影許可済みです
◆「阿武松部屋で学ぼう!すもう教室&ちゃんこ会」◆※終了しました
開催日時:2024年8月7日(水)
場所:阿武松部屋