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凄いぜワークマン!ひょっとしたらメモともっとも親和性が高いのは作業服!WMBizzストレッチブルゾン

舘神龍彦デジアナリスト・手帳評論家・歌手

 世間にはいろいろなメモ術や手帳術の本があります。それは前回も紹介したとおりです。また今後もいろいろ紹介していくと思います。
 さてでは、メモをとるのに最適の服って考えたことありますか。メモの重要性やその方法については、ここ数十年の間に何十冊も本が出版されています。ですが、そのためにどんな服を着るのかについて、今まで誰かがどこかで触れたことはあったでしょうか。おそらくないと思います。
 そしてメモをとるために最適化されたメモ用最右翼的アイテムといえそう(と筆者が考える)のが今回紹介するワークマンのジャケットです。

 こんにちは。デジアナリスト・手帳評論家・歌手の舘神龍彦(たてがみたつひこ)です。

見直されるワークマンを別の角度から見直す

 最近、ポストファストファッション的な位置から再発見されているワークマン。もともと、作業服や安全靴のイメージが強かったかと思いますが、最近では、うってかわっておしゃれかつ便利みたいなニュアンスで見直されています。

 そのワークマンの保守本流的アイテムといえばやはりワークウェア。で、このワークウェアこそ、いつでもメモをとるのに実は最適なのではないか。それがこの記事の趣旨です(やっと本題)。

メモに最適な作り

 商品名は、「WMBizz裏綿ストレッチブルゾン No.GNT021」。
 全体のプロポーションはこんな感じです。

全体のプロポーション。普通に眺めていると分からないが、随所に細かな工夫がある。
全体のプロポーション。普通に眺めていると分からないが、随所に細かな工夫がある。

 とある自分の仕事の必要から手に入れたのですが、これがメモ用としてなかなか侮れない。 それはペン用のポケットです。これが左腕そして左の内ポケットの2カ所にあります。
 まず左腕。これですね。

左腕のペンホルダー。V字型の切り欠きに注目
左腕のペンホルダー。V字型の切り欠きに注目

 開口部がV字型になっています。単に横に切り欠きがあるわけではなく、斜めにすることで、ペンがさしやすい。そして、正面の左側にはステッチがあります。こうやって開口部を狭めることで、確実かつすばやく収納できます。デザイン上のアクセントにもなっています。右手でさっと取り出せます。元に戻すのもかんたん。実にメモをとりやすいポケットと言うべきです。

 そして前袖のすぐ内側にももう一カ所のペン用ポケットがあります。まず位置が絶妙です。内側に着ているドレスシャツの第三ボタンよりもちょっと上ぐらいの位置です。前袖のファスナーをやや下げた状態ならばすぐにアクセスができます。
 そしてこのポケットの縦横比。写真をごらんください。ペンにぴったりです。ペンのためにオーダーされたポケットと言っても過言ではないでしょう。

内袖の内側すぐのところにもペン用のポケットが
内袖の内側すぐのところにもペン用のポケットが

実際、取り出して重ねてみると、縦の長さがぴったりです。

 このワークジャケットには、そのほかにも名刺入れ用やノート用、スマートフォン用、それにペットボトル用(!)の内ポケットがあります。また表の胸ポケットは六角形。中に入れたものが取り出しやすいようにこの形になっていることが素人目にもわかります。この辺についてはこの記事の主旨から外れるので割愛します。

フルアーマーガンダムになれるジャケット

 要するにこのワークジャケットを着てペンやノートをはじめとする各種を装備するだけで、フルアーマーガンダム並の性能が発揮できる! このWMBizzストレッチブルゾンは、そんな妄想をかき立てさせられ、またモチベーションを上げてくれるアイテムだというわけです。メモ魔の人には、強く推したいアイテムです。

デジアナリスト・手帳評論家・歌手

デジアナリスト・手帳評論家・歌手。著書『手帳と日本人』(NHK出版新書)は週刊誌の書評欄総ナメ。日経新聞「あとがきのあと」登場ほか大学受験の問題に2回出題。『凄いiPhone手帳術』(えい出版社)『システム手帳新入門!』(岩波書店)等著書多数。「マツコの知らない世界」(TBSテレビ)「HelloWorld」(J-WAVE)はじめテレビ・ラジオ出演多数。講演等も。手帳ユーザーを集めた「手帳オフ」を2007年から開催する等トレンドセッター的存在。手帳活用の基本をまとめた「手帳音頭」をYouTubeで公開中。認知症対策プロダクト「おぼえている手帳」は経産省オレンジイノベーションプロジェクト事業採択。

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