【富士宮市】辺り一面が赤く染まる圧巻の景色は週末辺りが見頃?! 興徳寺の彼岸花が開花し始めています!
秋の彼岸頃、花茎を伸ばして鮮やかな紅色の花が開花する事が名称の由来の彼岸花。
地獄花、狐花など不吉な別名が多く、ちょっと怖い花…と思われている方も多いかもしれません。
しかし、彼岸花の別名「曼珠沙華」は、サンスクリット語で「天界に咲く花」という意味で、おめでたい事が起こる兆しに赤い花が天から降ってくる、という仏教の経典に由来しています。
彼岸花の開花時期はとても短いんです。
今回は市内でも珍しい彼岸花の群生が見られる興徳寺を訪れてみました。
興徳寺は、静岡県富士宮市に所在する日蓮宗の寺院です。国道469号線を稲子方面に走り、柚野公民館がある道を左折。柚野中学校を越えてすぐ右側に位置します。
手前に第二駐車場、右に進んだところに第一駐車場がありますが、彼岸花を鑑賞しに来る方は第二駐車場を利用してください。
境内は山の様になっていて、石段を登って本堂に到着します。
1879年に1654年に建立された三澤寺の七面堂を解体して、現在地に建立されたという本堂は約370年前建造物とは思えないほど色鮮やかに、綺麗な状態の本堂は、彼岸花のような赤を擁しています。
こちらは13日の様子。
本堂の近くには黄色や、ピンク、白などの変わった色の彼岸花を見ることもできます。
昨年の18日には満開になっていたので、昨年と同様今週末くらいが見頃だと思います。
仏教ではおめでたい事が起こる兆しと言われる彼岸花が、境内地を真っ赤に覆いつくすような圧巻の景色。
見ているだけで、何か特別なことが起こりそうな予感がしますよ。
興徳寺
住所:富士宮市下柚野431
アクセス:国道469号線を稲子方面へ、柚野公民館を左折。柚野中学校を越えてすぐ右側