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五月病六月病七月病:適応障害の6タイプ:子供も大人も高齢者も:抑うつから問題行動まで

碓井真史社会心理学者/博士(心理学)/新潟青陵大学大学院 教授/SC
写真はイメージ:誰もが適応障害になる危険性が(写真:アフロ)

五月病六月病七月病:適応障害

春。新年度。新しい環境。そして、1ヶ月2ヶ月3ヶ月。みんな最初は頑張るけれど、疲れが出る。それが5月病。そこから徐々に環境に慣れて治っていく。ところが、6月になっても7月になっても、心身に不調が取れない。これは、もしかすると「適応障害」かもしれません。

今までの幸せな環境。そこから喪失体験を経て、適応障害のが発症することがよくあります。進学や就職、転校や転職、転居、家族メンバーの変化。今までの仲間や慣れた生活を失い、新しくて苦しい生活は、大きなストレスです。お金を失ったり、役割を失ったり、健康を失うこともあります。

新しい環境は、誰にとっても大変です。誰もが適応障害になる可能性があります。大人も子供も高齢者も、適応障害になります。元気がなくなることもあれば乱暴になることもあります。

こんな症状に要注意:適応障害の6タイプ

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社会心理学者/博士(心理学)/新潟青陵大学大学院 教授/SC

1959年東京墨田区下町生まれ。幼稚園中退。日本大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(心理学)。精神科救急受付等を経て、新潟青陵大学大学院臨床心理学研究科教授。新潟市スクールカウンセラー。好物はもんじゃ。専門は社会心理学。テレビ出演:「視点論点」「あさイチ」「めざまし8」「サンデーモーニング」「ミヤネ屋」「NEWS ZERO」「ホンマでっか!?TV」「チコちゃんに叱られる!」など。著書:『あなたが死んだら私は悲しい:心理学者からのいのちのメッセージ』『誰でもいいから殺したかった:追い詰められた青少年の心理』『ふつうの家庭から生まれる犯罪者』等。監修:『よくわかる人間関係の心理学』等。

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